青山さやかです。
前回の記事でも触れましたが、
コロナの隔離中に2つ、
大きな気づきがありました。
1つ目は前回書いた通り、
子どもの自立についてでしたが、
今回はその2つ目について、
お届けしたいと思います。
時間に縛られる不快さ
症状が軽かったため、
自宅内での隔離は3日間としました。
そして3日目は、
体調もかなり回復し元気な中で、
1人で1日中自由時間、
という特別な時間となりました。
部屋から出られないので、
家事も料理も全て夫に任せて、
朝から晩までどう過ごしてもいい。
これ、
ママになってからって、
かなり貴重な経験です。
日々日々も、
1人時間は持つようにしています。
でも、
子どもたちが学校に行っていても、
その間にやることは盛り沢山だし、
週末1人カフェに行っても、
目的があって時間をもらっているし、
1人旅をしていても、
なんとなく目的感や、
罪悪感があったり。
れっきとした理由の上に、
身体的にも精神的にも
一切に追われることもなく、
部屋にこもって自由にできるって、
なかなかないこと。
さて、
そんな貴重な時間を
どんな風に過ごしたか??
気になっていた本を読んだり、
重ねてきた学びのノートを読み返したり、
心の内にあるものを一気に整理したり、
無我夢中で勉強していました。
楽しくて楽しくて、
気づいたら無我夢中だったのですが、
時を忘れるほど夢中になったのって、
本当に久しぶりだな、と。
そして、
無我夢中で過ごした後の充実感、
爽快感と言ったら!!!
心が満たされて溢れていくのが、
しっかりと感じ取れました。
ここで感じたのは、
時間という概念に追われることで、
どれだけ幸福感が下がるのか、
ということ。
特に子育てをするようになって、
すごく時間に縛られて生きていたこと、
に気づきました。
例えば、
朝子どもが起きてくる時間まで
に終わらせたいこと、
学校へ見送るまでに終わらせること、
お迎えまでに終わらせること、
何時までにご飯の準備、
何時までに寝かせる様にして、
そして体力と睡眠時間を見越して、
何時までにこれを終わらせて自分も寝る、
と言ったように。
「人間社会に生きているのだから
当たり前でしょ!」
と思うかもしれませんが、
時間に縛られる時には必ず、
不快感を感じている自分がいます。
間に合わない時に、
必要以上にイライラしたり、
やることが終わらない時に、
ものすごく落ち着かなくなったり。
時間に縛られた瞬間に、
心の底の輝きを失う自分がいます。
これは、
当たり前なんかではなく、
仕方ないことでもなく、
時間の捉え方を何か間違っている証拠、
なんだと思います。
【時間の捉え方】に、
何か人生の大事なキーがある。
マインドフルネスでも、
過去にも未来にも縛られない、
今ココにこそ真実があって、
今ココを生きている時に、
人は安心して満たされることができる、
と言われています。
つまり人は、
時間のリミットに縛られることで、
今ココの意識が薄れ、
時間軸に振り回される生活となり、
不快感を感じるようになる、
ということになります。
時間軸からの脱却については、
何度も話は聞いてきたものの、
ようやくスタート地点に立てた、
そんな気がしています。
今すぐにできること
では、
時間軸で進んでいるこの世界で、
どのようにして時間からの脱却をして、
日常を過ごしていけばいいのか?
これは、
私の次のテーマです。
時間というものが幻想であり、
本来は存在しないもの、
これをどう落とし込んでいくか。
ここから探求していく中で、
気づくことがあれば、
またシェアしていきますね。
今すぐにできることとしては、
心がマインドフルにある瞬間を、
少しでも増やしていくこと。
そのためには、
未来の不安や理想、
そして過去の執着に引っ張られずに、
生き急がない心で安心できる様な、
心のトレーニングと、
身体のトレーニングを重ねることです。
昨日の自分より、
ちょっと心地いい自分である様に、
日々丁寧に自分と向き合っていくことで、
心は今ココに落ち着いていきます。
焦らずに、
地道にいきましょう。
おわりに
無我夢中に生きたい!
真剣に日々をすごしたい!
本気で人生に取り組みたい!
強く強くそう望んで、
どうあったらいいんだろうかと、
一生懸命に模索してきましたが、
【時間からの脱却】が鍵でした。
今この瞬間を生きれない以上、
本気で人生を生き切ることはできない。
なぜ、
本気で無我夢中で真剣に、
生きる必要があるかというと、
そっちの方が楽しいからです。
満たされた心で、
日々を歩むことができるから。
本気や無我夢中、真剣な状態は、
よっしゃーっと気合いを入れて、
前のめりにピリッとした空気感で、
為せるものではありません。
それは、やる気。
本気、無我夢中、真剣な状態は、
静かで穏やかで心地よくで、
深い安心感と深い自立心の元に、
成り立つ状態です。
具体的な状態はそれぞれですが、
”本気な”状態の時に、
心深くの内なる己とつながって、
本当の自分で生きることができる。
本気で生き切るとは、
内なる自分の声のままに生きることです。
それは、
誰しもが望んでいること、
ではないでしょうか。
マインドフルネス、
その先にある深い世界観に、
日々魅了されています。
今日も最後までおつきあい、
ありがとうございました。
引き続き、
探求を続けていきましょう♪