あり方の持つ魔法のチカラ

自分らしさの見つけ方

こんにちは、さやかです。


世界が変わりゆく中、
これからの未来に向けて、
自分がどうしていきたいのかを考える方も
多いのではないかと思います。


そんな中で、
私自身も痛感してきたあり方の重要性について、
今回はお届けしたいと思います。

やり方とあり方

やり方とは、
目的に達するまでにとる
具体的な行動や方法のこと。

あり方とは、
あなたがどうありたいかということ。


私自身がそうでしが、
何かモノゴトを形にしようとする時、
どうやってそこに達するのか、
まず目標達成のための”やり方”を
まず考えてきました。


でも、どのやり方を選ぶか、
それはその人のあり方に影響されます。


また、何かをしようとする
その“何”を選ぶ際にも、
なぜその方向に進みたいと思うのかにも、
全てその人の”あり方”が影響します。


どこを目指し、
どう登り、どう取り組むのか。


それはあり方=心の持ち方によって、
大きく変わってくる。



私の場合、つい1年ほど前まで、
”やり方”優位の生き方をしてきました。


ずっとスポーツをしてきたこともあり、
目標を立てて、そこに向かって練習を重ねる、
ということがデフォルトでした。


チームでは、
年間目標を立て、時期目標を固め、
プレイヤーそれぞれの目標を立てる。


その目標を達成するために、
現状と目標比較から
必要なスキルを洗い出し、
日々の練習へと落とし込んでいく。


そうしていくことで、
結果が出た経験から、
やり方にフォーカスをしていました。


もちろん、
心のあり方は試合にも影響しますが、
それは練習回数で乗り越える、
という意識が強かった。



だから、人生もそうでした。


自分の好きで生きていく
=人の心の近くで生きていく
という目標を達成するために、
私はやり方を模索し続けていました。


人生の大目標を、
5、10、15、20、25年先までの時期目標へ、
そして1年ごとの目標へ。


それを月ごとの目標まで落とし込んで、
1ヶ月が終わったら振り返り、
次の月目標に反映させる。


何かに挑戦をした後は、
良かった点・反省点を書き出して、
今後の課題を洗い出しても目標に反映させる。


いつ死んでも後悔しない生き方をしたいと、
とにかく必死でした。


そんな中で選択してきた、
シンガーソングライターと
ヨガインストラクターの道。


根底には、

・喪失で苦しんでいる人へ
・生きづらさを感じている人へ

気づきや希望のエネルギーを送りたい
という想いがあります。


でも、
人生の目標を達成するための
“やり方“にばかり目が行ってしまうと、

細かいスキルが気になりだしたり、
人の評価ばかりが気になったりと、

本来の想いとは別のところに
意識が行き始めます。


自分から湧き出るものなのか、
他人に認めてもらいたくてやっているのか。


あり方がしっかりしていないと
そうした余計なことばかりに気を取られ、
自分軸が分からなくなり、
人生の迷子になります。


自分はどうありたいのか。
どんなあり方を軸に人生を歩んでいきたいのか。


あり方が調っていれば、
環境や周りに振り回されることなく、
評価に一喜一憂することなく、


たんたんと必要な努力や挑戦を重ねて、
結果を出しやすい自分に
近づいていくことができる。



面白いことに、
あり方がクリアになればなるほど
シンガーとしての歌の深みが増し、
ヨガへの理解も深まり、
心の近くで働くことの世界観も
クリアになっていきます。


そんな自分の経験からも、
どれだけスキルを持っているかよりも、
整ったあり方がその人の本来の力を引き出し、
自然な流れの中で結果が生まれていく



そう強く感じます。

自己対話の落とし穴

自己対話=自分を知ること自体にも、
やり方の落とし穴があります。


私は母を亡くした18歳のころから、
自分の心の内をノートに書くことを始め、
日常的に自己分析をするようになりました。


不安がでてきたら分析、
エネルギーが下がったり、
元気が出なかったら分析。


生きる意味を見失ったり、
自分らしさって何だろうと本音を探ったり、
感情や気持ち、性格、人間関係まで、
自分がよく分からなくなったらすぐ分析。


今感じている気持ちは?
なぜこの気持ちが引き起こされてる?

こんなことが起こったんだろう、
どうしてこんな気持ちになる?

どんな人生を送りたいのか、
何をしたら理想の自分になれるか

と探り続けて生きてきました。


でも、なかなか前に進めなかった。


様々な経験を通して、
結果は積み重なっていくものの、
いつも苦しくて、
いつもどこか満たされなくて、
いつも何かに追われていた。


そこに足りなかったのは、
“あり方”でした。


自己対話を重ねてきたものの、
自己分析という
やり方ばかりに意識がいって、
あり方の深堀りがなかった。


同じ価値観を抱えたまま、
同じフィルターを持ったまま、
自己分析というやり方を重ねても
自分の本質には近づけません。


先ほども書きましたが、
あり方なしにやり方を優先すると、
他人軸で生きてしまいがちです。


他人にこう思われたいからとか、
常識だとこうすれば認められるからとかで、
選択を重ねてしまう。


他人軸の価値観に縛られ、
自分の持つ価値観を変えられない以上、
経験を重ねても、
また同じところに戻ってしまいます。


だから自分はどうありたいのか。


そのために、
どんな価値観を選択していきたいのか。


やり方の前にあり方を調えていくこと、
そのことが何より大事になるのです。

おわりに

何かモノゴトに取り組むとき、
まずやり方から入ろうとしていませんか?


ずっと続けてきていること
であればあるほど、
一度あり方と向き合ってみる
といいかもしれません。


あり方を整える様になって、
私は心の底からじんわりとあふれ出る
幸せを体感することができました。


それまで、
いつもどこか満たされなかったのに。


何かうまくいっていないがある時は、
やり方に偏ってないかを問い、
あり方を整える意識を持ってみると、
新しい道が見えるかもしれません。


今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

最大の愛をこめて。

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