青山さやかです。
またしても寒波がやってきていて、
学校も習いごともお休み。
雪は降っていないのですが、
ずっと氷点下なので
あらゆる水が凍っています。
寒い寒い….
さてさて、
ここ最近特になのですが、
とても違和感を感じることがあります。
「人に応援されて結果を出す」とか
「思い通りの人生になる」とか
「自分で人生をクリエイト」とか、
そういったような言葉。
今回は、
「自己実現」について、
お届けしたいと思います。
真の自己実現とは
真の自己実現とは何なのか?
と最近考える機会が増えています。
自己実現という言葉、
よく聞く言葉だと思いますが、
どんな印象があるでしょうか?
一般的には、
仕事で結果を出すとか、
好きを仕事にするとか、
人生で成功をおさめるとか。
そんな感じのニュアンスで
使われてきたように思います。
そうした意味での自己実現は、
自分の外側を固めることで、
自分の存在意義を見出している状態
になります。
でも、
自己本質以外は変化し続けるものなので、
自分の外側を固めて自分を見出すことは、
不安定さや苦しみを生みます。
真の自己実現とは、
愛と安心感の中にある自己本質を知り、
そのブレない中心軸とつながって
生きていくことだと思います。
そうして考えていくと、
人生で起きている事象自体には、
特に意味がないことが分かってきます。
成功不成功や結果というのは、
自分とは何か?自己本質に
気づくためのメッセージであり、
それ以上でもそれ以下でもない。
成功している状態や
結果が出ている状態自体には、
意味はないということです。
成功し結果が出ている状態にあることが
いい人生の状態であるという認識が
世の中に広がっているように感じますが、
そこに違和感を感じます。
「結果」というのも
「成功」というのも、
「人の可能性が最大化」という状態も、
どんな形がその人のそれなのかというのは、
人それぞれなのだと思います。
たくさんの人に認められる、
たくさんの人とつながる、
たくさんの人に届けられる、
たくさんの人に応援される、
だから結果が出て成功して幸せ。
そんな風潮を感じますが、
果たしてそうなのだろうか?
と疑問が湧き上がります。
人生は自分で結果を
クリエイトするものではなく、
それぞれの人生の課題により
すでに決まっているものです。
後は、
その時与えられた環境から
その時の課題を受け取り、
自己本質への気づきに集中することが
何よりも大切です。
だから、
自分の人生が
どう成功しているストーリーなのか、
を気にしても仕方ないということ。
「自己実現」を
本質的に理解していくことが、
成功や結果、人との比較から脱する
大きな糸口になりそうですね。
「私」を捨てる
ちなみに少し前までは私も、
自分が人生をクリエイトして、
何か世の中に結果を残して
自分らしさで社会に貢献したい、
などと思っていました。
そしてまだ、
そんな心も残っていると思います。
でも、
生きづらさの要因や
人生の本質を学んでいく中で、
それはかなりうすれていきます。
今は、
ビジネスを形にすることだとか、
何か素晴らしいコンテンツを作るとか、
たくさんの人に認めてもらって
何者かになることだとかも、
もう求めなくなりました。
では今は日々、
何のために行動しているのかといえば、
宇宙の一部としての自分を
より深く理解するためであり、
相手=自分という一体感を理解していくため。
何かの結果のため、
という概念はうすれました。
そして、
どんな経験をしていくのか、
それは私の意思で決めることではなく
与えられるものである、
と諦められるようにもなりました。
「私」が世の中に提供していくとか
「私」が結果を出していくんだ
という傲慢さがゆるんできて、
結果への焦りも減りました。
今は、
自己本質への気づきを深めるために、
「学びを深めつつ謙虚さを磨くこと」
が流れだと確信できているので、
まずはとにかくそこに専念しています。
その先に、
どんなメッセージが来るのか。
世の中と広く循環していくことが
私自身の気づきに必要ならば
そういう流れになるだろうし、
そうでなければそうならないだろうし、
そこは正直どっちでもいいのです。
どっちでもいいというか、
それは自分で決めることではないので、
流れにゆだねるしかありません。
大切なのは、
どんな経験が待っていたとしても、
その経験を通して
自己本質への理解を深めていくこと、
しいては一体感への理解を深めること、
この一点です。
成功や結果や幸せや
世の中で良しと言われる状態に
翻弄されることなく、
「私」を捨ててただただ
今ここの流れを読める自分でありたい、
そう思っています。
おわりに
真の自己実現の状態とは、
ホンモノである状態とも言えます。
ホンモノであるとはどういうことか。
ホンモノであるとは
「私」を捨てている状態。
謙虚で素直であり、
純粋な探究心に溢れている状態です。
想像するだけでも
人としてとても魅力的ですよね。
「私」を捨てることは、
何だか寂しいようで虚しいようで
もったいない気もしますが、
真の意味で人としての美しさを引き出す
唯一の方法だと感じています。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
周りの雑音からリリースされ、
今ここの真の自分とつながれますように。