衝突やもめごとの根本要因とは

人間関係の紐解き

こんにちは、さやかです。



この週末は4連休だったので、
友人4家族とオクラホマ州の
Broken Bowにあるロッジへ。



親も子どももも、
それぞれ気ままに、
食べて飲んで笑って
自然に癒されて…
心がリリースされる時間でした。



やっぱりごはん作りや家事も、
1人でやるよりみんなでやる方が
楽しいし楽ちんですね。



昨年の夏に
妹が訪ねて来た時にも思いましたが、
やはり1人暮らしや核家族って、
何だかムダが多いなぁと感じます。



小分けになるだけ
家事や家のことなど全て、
それぞれにやらなくてはならないので、
各家庭の負担も増える。



そして、
ライフラインや家電・家具等
それぞれに必要なものが増えて、
地球への負荷も大きくなります。



でも一緒に住んでみると、
妹1人が暮らしに加わるくらいでは、
生活費用などはあまり大差ない。



逆に家事や子育てなどの負担は
大きく減りました。



個人的スペースは尊重しつつも
分担をシェアしながら生活できる、
将来的にはそんなライフスタイルを
確立していけたらいいなと感じました。



今回は核家族について、
お届けしていきたいと思います。



分離の意識

核家族が主流な今。



大家族や二世帯住宅での暮らし
が敬遠されたのは、
「住人同士の習慣や意見の不一致」
が要因のように思います。



「個」というのは本当にそれぞれで、
見た目も中身も全く同じ
という人間は存在しません。



「似ている」者同士が一緒になり
家族を築いていく訳ですが、
その相手の親や親族となると
感覚が一致するとは限らない。



違うのが当たり前の個々が
一緒の空間で暮らすのだから、
何かしらの不具合が起きる可能性は
とても高いのです。



ただしここで気になるのは、
「それならば一緒にいなければ
それでOK!」
と簡単にすませていいのか?
というところ。



お互いが違う中で、
衝突やもめごとが起きるのはなぜか?



それは、
それぞれの中にある、
「私」という分離の意識です。



「私」が正しい、
「あなた」は間違っている



それぞれの「私」は
自分の存在を確立したいので、
何とか「私」の正しさを立証しようとします。



その結果、
「私」と違うものは悪/
排除すべき対象と感じるようになり、
自分と違うものを受け入れられなくなっていく。



これが人々の分離を加速させ、
「不具合」を引き起こします。



では逆に、
分離の意識を乗り越えて
相手を受け入れるにはどうしたらいいのか。



まず最初に取り組みやすい
とてもシンプルな方法は、

考え方はひとつではない

と知ることです。



人は同じものを見ていても
受け取っている世界は様々です。



自分ならこう感じる、
自分ならこう考える、
自分ならこうする、
普通に考えたらこうでしょ、
そんなの当たり前じゃんetc。



そうした「私」視点ばかりに目を向けず、
世界にはさまざまな価値観、考え方、捉え方、
感じ方があること
を知っていくことです。



そのために効果的なのが、

・思考の多様性を知る
・モノゴトの二面性を知る
・社会の常識や当たり前を疑う

この辺り。



例えば、
こうした場面では
自分はこう感じるけれど、
他にどんな感じ方があり得るか?
を想像してみるとか。



ネガティブに感じたことについて
反対の捉え方を考えてみるとか。



これが今まで当たり前と
言われて育ってきたけれど、
本当にそうなんだろうかと
問いを立ててみるとか。



そうすると、
一つの事象から見える世界の幅が
ぐぐーっと広がり
ます。



そしてそれを積み重ねていくと、
だんだんと「私」が正しい、
「私」という意識がうすれていく



この世界には正解/不正解はない
ということも分かってきます。



そしてその先には、
現象自体には意味がなくて、

現象を「見せられている」ことや
現象から理解していくことが大切
ということにも気づけるようになる。



「違う意見を持っているかどうか」
ということよりも、

「違う意見を持っている人と対している
ことから自分は何を理解するのか」
に意識が向くということです。



そうして
分離の意識から解放されていくと、
相手を排除することがなくなり、

お互いを尊重して生きることが
できるようになるのです。



おわりに

「私」という分離の意識に対する
理解を深めることができれば、

>個人的スペースは尊重しつつも
>分担をシェアしながら生活できる

そんなライフスタイルも
容易になるように感じます。



違うことを恐れずに、
違いから学んでいく姿勢を

日々磨いていきたいですね。



最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。

安心感の中に生きられますように。

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