ズル休みはアリかナシか

マインドフルな子育て術

青山さやかです。



昨日は、
上の子が学校をお休み。



明け方から、
膀胱炎のような症状が始まり、
1時間に何度もトイレが止まらず、
若干の体調不良ではあったのですが。



朝起きた時に明らかに、
学校に行く気力がない状態
=学校に行きたくないモードでした。



今回は、
「学校をズル休みさせることについて」、
お届けしたいと思います。


疲れたら休んでいい

朝起きて子どもに、
「どうしても今日は学校行きたくない」
と言われたらどうしますか?



以前の私だったらそんな時、
きっと無理やりにでも学校に
連れて行っていたように思います。
(膀胱炎も昼前にはおちついていたので)



でも、
人生のことや心のことを学び、
さまざまな親子と出会う中で、
皆勤賞がエライって本当か!?
と思うようになりました。



もちろん、
学校に行きたくて仕方なくて
の皆勤賞ならいいのですが、
自分の気持ちを押し殺して
我慢して我慢しての皆勤賞だとしたら?



きっとそこで皆勤賞を取ることより、
もっと大事なことがあるのではないか、
そう思う様になりました。



大人でも常に一定な心を保つことって
努力と練習が必要だし、
時に1人になって自分を癒すことも
どうしても必要だったりします。



子どもも同じで、
何だか心が不安定な時や
エネルギーが足りない時、

自分の安心できるところで休む日
があっていいのだと思います。



疲れたり安心したかったら、
いったん休んだっていい




外の世界はやっぱりストレスフルですもんね。




そんなこと言って、
社会に出た時に自己都合で休む
無責任な人になったらどうする?
という意見もあるかもしれません。



でも、自分の心に蓋をして、
自分の尻をたたいて追い込み続けて、
いつの間にか自分の本質を見失って、
誰かの期待のために生きてしまう。



そんな人生は、
とても苦しいのではないかと思います。



そんな人生を送るくらいなら、
自分の心を、
そして自分の本質とのつながりを
しっかり育める生き方をしてほしい




私自身、
小学4年生の時に、
家の建て替えで仮住まいに住んでいた数ヶ月、
「学校へ行きたくない」時期がありました。



行ったフリしてシレッと戻って
押し入れに隠れていたり、
学校の手前で足が進まなくて
父と押し問答したり。



その頃は、
親も手を焼いていたし、
どうして行きたくないのか?
私自身もよく分かりませんでした。



でも、
今思い返せば、
ただ安心したかったんだな、
いったん時間がほしかったんだな、
と分かります。



そんな思い出もふまえて、
我が家の子育てでは、

・日々の中で不安や不満を吐き出せる環境作り
・たまっている感情を一緒に吐き出してあげる
・勉強の意味や学校の位置づけなどの説明
・どうしても、な日はママの直感で休ませる

こんな工夫をしています。



「ズル休みだったとしても
必要な時には学校を休ませていい」
を受け入れられるようになって、
自分の心に心地いい選択ができています。



まぁ何事もバランスが大事なので、
甘やかせばいいというものでもなく、
試行錯誤な部分もありますが。



今のところ1日休んで
色々ゆっくり話を聞いたり、

一緒に過ごしたりして
安心感のコップが満たされると、
次の日は元気に登校していきます。



ママのために休んでくれている

これはかなり前から
気づいていることなのですが、
親の私が忙しくなりすぎたり、
to doに追われて心ここにあらずになると、

子どもが体調を崩したり、
学校を休みたがったりします。



ママの心がここにあらずだから、
子どももなんだか不安定になって、
体調不良や精神不安定になる
ということだと思うのですが。



結局でもこれは、
全ての事象は自分の意識の現れであり、
自分への気づきである
という視点からすると、

「今ここに集中できていないよ」
「スローダウンして落ち着いて」
「大丈夫だから肩の力抜いて」

というメッセージなのだと思います。



私自身のテーマが、
今ここに集中すること、
そのために力まずにリラックスして
副交感神経優位に過ごすこと。



もうね、
分かっているんですけどね。



子どもたちに何度も何度も
伝えてもらっているんだなと
感謝すら感じます。



「to doを手放す」心が
少しずつ育まれてきているので、
まずは終わらなくても寝る!ことから。



スローダウンとリリースを
深めていきたいと思います。


おわりに

「忙しくしすぎてしまう」のも、
根底にあるのは恐れです。



忙しくして刺激を感じていないと
自分が存在している心地がしないとか、

色々な経験や行動・スキルによって
自分を確立しようとするばかりに、
動き続けていないと不安を感じるとか。



いずれにしても、
何かしら恐れているから、
追われるように行動してしまう
のです。



その恐れは何なのかを紐解きながら、
自分にも安心感を育んであげる、
それでもいいよと受け止めてあげる。



そんなやさしさが、
今この世界には必要なように感じます。


今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。

「大丈夫」という言葉が広がって、
誰もが安心して生きていけますように。

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