ダラスの小学校は、
「7:35までに登校」と朝がとても早いです。
我が家の子ども達は、
小学校2年生と4年生。
夜は21:00には寝ているのですが、
それでも朝起きてくるのがギリギリ。
なのでこれまでずっと、
朝の着替え服は、母である私が用意していました。
その方が早いし、ね。
でも、ある会話をきっかけに、
考えが変わりました。
ある日の朝のこと。
下の子に、
「お母さん、
この洋服の下には下着を着た方がいい?
パジャマの下の腹巻きはそのまま?それとも脱ぐ?」
と聞かれて。
いや、今日は寒いって伝えたし、
学校でいつもどの位の寒さを感じているかは
本人しか分からないんだから….と、
「自分で考えてみて」と伝えました。
で、この時に思ったのが、
私がこれまで子どもが
自分で考える機会を奪っていたんだな、
ということ。
洋服選びですらも、
自分で考えて選択する練習になって、
自分の声を聞く練習になるのに。
その機会を毎日私がやってしまっていた、と。
家庭でもそうですが、学校教育でも、
知らないうちに子どもから
「自分で考える機会」
を奪ってしまうことが多々ある。
そうすると子どもは、
自分で考えるのをやめて、
思考停止状態で生きてしまう。
何かが起きた時に、
「外に答えを求めるクセ」
がついてしまうってこと。
そうなると。
自分がどう感じるのか?自分がどうしたいのか?
自分が何を思っているのか?
問いを立てて自分で考える力がないと、
自分の軸が分からなくなって、
周りに流されて生きるしかなくなってしまいます。
小さいうちは、分からないことも多いから、
親がアドバイスしたり手伝うことも必要だけれども。
成長と共に、
「あなたはどう思うのか?なぜそう思うのか?」
と主導権を子ども自身にうつして。
問いを立て探求する力を育むことが大切ですね。
時間に余裕のある時には、
自分で考えて自分の声を聞いて
服を選んでもらおう…
そう思ったできごとでした。
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青山 さやか|
海外在住11年(テキサス州ダラス) /2児の母 /アウトドアRVer
高校3年での母との死別をきかっけに、人生とは何か?自分とは何か?についての探求が始まる。ありのままの自分で本当の自分を生きるマインドフルネスと出会い、人生が大きく変わる。自由に思い切り自分らしく、マインドフルに人生を送るマインドセットを広げるべく活動中。
マインドコーチ /マインドフルネス&ヨガインストラクター/シンガーソングライター
マインドフルライフスタジオ主催