「命の終わり」を意識して生きること

愛する人を失うこと

こんにちは、さやかです。


このところ、
「生きる」について色々な角度から
学ぶ機会を作っています 。


そんな中で見えてくるさまざまな課題。



私はこうした課題に対して、
その課題に真っ向から向き合うことで、
時間はかかっても必ず乗り越えられる
と思っています。


それは、
「母を亡くす」という
大きな課題にぶち当たった時に
培った感覚です。


苦しいできごとだったけれど、
真っ向から向き合うことで、
さまざまな気づきをもらうことができた。


向き合い続けることで、
どんな課題も乗り越えることができると、
実感をもって学んだ経験でした。



母の死から学んだことは
数えきれませんが、
命の終わりを意識すること”も、
学んだ大きなことの1つ。


今回は、
・命の終わりを意識すること
・課題と向き合うことの大切さ
についてお届けしたいと思います。


全ての命はいつか尽きる

私が最初に
人が亡くなるという経験をしたのは、
小学生の時のひぃおばぁちゃんの死。


お盆でちょうど遊びに行っていた時に、
前日まで生きていた人が次の朝にいなくなる、
という経験をしました。


近くに住んでいなかったこともあり、
近い存在ではありませんでしたが、
小学生ながらに喪失という事実に対して、
涙が出たのを覚えています。



次は祖父の死。
そして、18歳の時の母の死。


私が人生の終わりを強く意識したのは、
母の死によるものでした。


享年47歳。
本人もこんなにも人生が短いとは
考えてもいなかったと思います。


人生は必ず終わる


では、
何のために生きているのだろう?
何のために生まれてきたのだろう?
命って何なんだろう?
人生が終わる時にどうありたいだろう?
なぜ命は尽きるのだろう?
人生って、使命って、人間って…


そんなことを問い続け、
もがき悩みながらのこれまでの17年間。


いつも、
できるだけ死を意識した上で、
生き方を問いながら歩んできました。


その間に、
祖父母や友人、愛犬、親せきの死も経験。



人との別れを重ねる中、
生きることへの執着が強くなっていき、
自分で自分を苦しめたこともありました。


でも、
死と真っ向から向き合ったことで、
生きることと向き合い続けながら
日々を重ねてきたことで、
人生の学びは確実に深まりました。


終わりを意識できなければ、
気づけなかった学びがとても多かった。


全ての命はいつか尽きるということ」
そのことに目を向けることは、
人生を生き切る上でとても大切なこと

そう実感しています。


目をそらさない

死、という言葉を聞いて、
どのようなイメージを持つでしょうか?


こわくて目を背けたくなるもの?
考えると暗い気持ちになるもの?


人によって様々だとは思いますが、
ネガティブで考えたくない
という人は多いかもしれません。


でも
死と向き合うということは、
生きることと向き合うということ
です。


終わりを意識すると、
有限である人生に気づくことができる。


今という時間の貴重さに気づくことができる


有限を意識できるからこそ、
今自分は何をすべきか?
今本当に大切な事は何なんなのか?
を真剣に考えられるのです。


ヨガ哲学の師匠がこう仰っていました。


“死”というものをネガティブに捉えず、
向き合っていくことで、
そこに目をちゃんと向けることで、
初めてポジティブに生きることができる“



その通りだと思う。


誰かを失ってから、
自分の命が尽きる直前に後悔しても遅い。


見たくないものから目をそらさず、
ちゃんと向き合う。


そのことで、
人生を全うするための
あり方を突き詰めることができ、
魂を全うして生きられる状態に
近づけるのではないでしょうか。


おわりに

何事にも必ず終わりがあります。
そして全てのことに意味がある。


そう考えた時、
今起きていることから何を学びますか。


今まで、
見たくないからと目を背けたり、
考えないようにしてきたことに、
きっと今向き合う時なのかもしれません。


向き合い方はそれぞれの方法でいい。


でも、
目をそらさないこと、
弱い部分にも目を向けること。


そうして
終わりを意識しながら
人生と本気で向き合っていくことで、
全ての瞬間を生き切
れるようになる
のだと思います。


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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

心から自分を大好きになって、
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。
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