こんにちは、さやかです。
努力しているのに結果が出ない！
努力しているのに報われない！
とモヤモヤした経験はありませんか。
「努力は報われる」
この言葉の捉え方って、
なかなか難しい。
ヨガでは、
・結果を取りに行かないこと
・結果に執着せず、手放すこと
が大切だとされています。
ですが、
「努力は報われる」というと、
「努力さえすれば結果が出る」と思い込み、
結果に執着した状態になりがち。
結果に執着した状態とは、
報われるために努力している状態。
結果ありきで行動しているので、
積み重ねている道のりに
しっかりと意識が向きません。
今ここを感じることが
疎かになっているということ。
やることをたくさん詰め込んで、
自分を苦しい状況に追い込んで、
「やっている感」をたくさん感じて
努力している行為に満足してしまう。
こんなにやっているのに、
こんなに忙しいのに、
こんなに積み重ねているのに、
どうして結果が出ないんだろう？
それは、
道のりで感じていることを
受け取っていないから。
やっている、
忙しくしている、
積み重ねている、
その事実が大事なんじゃなくて、
その過程で何を受け取って、
何を理解しているのか。
そこが大事なのです。
例え、結果ありき、
報われることありきに努力をしても、
物質社会的な結果がでる人も
中にはいるかもしれないけれど、
本当の意味で心が満たされて
報われたと感じることはありません。
道のりにしっかり意識を向けながら
今を受け取る努力を積み重ねていくことで、
道のりから「気づき」を受け取れるようになる。
「気づき」を受け取れて初めて、
人は心の底から報われたと感じて、
「努力すれば報われる」
という方式が成り立つのです。
これはつまり、
その道のりで必要なことを受け取って
「理解」を深めることができていたら、
物質的な「結果」なんて
どうでもよくなるとも言えます。
物質的な結果は、
現実化するかもしれないし
現実化しないかもしれないし。
でも、
どんな道のりを歩こうとも、
その過程を意識的に観ることで
必ず「理解」は深まります。
その「理解」こそが
本当の意味での結果(報い)。
「努力は報われる」
結果ありきで積み重ねる
道のり(努力)になっていないか。
本当の意味で報われるとは
どう言う意味なのか。
この2点をよく考察してみること。
結果のために今を生きるのではなく、
全ての道のりを気づきにしていくことで、
結果ありきの意識を手放し、
物質社会での結果を手放し、
精神的な成長に主眼をおいて
人生を進めることができるようになります。
今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
また、お会いしましょう。