【アーユルヴェーダ】食べることと、生きること 第二話

こんにちは、さやかです。



アーユルヴェーダの
浄化食で1週間過ごす
経験から感じたこと。



前回は、一つ目の気づき。

ていねいに作る、から学ぶこと
についてお届けしました。



今回は、
「食べないことで、満たされる」について。



目次

満たさないことで感じる本来の幸せ

浄化食で1週間過ごす」をやってみて。



お腹がずっと空いている状態を、
1週間経験したのは初めてかもしれません。



1回の食事の量も少なめなので
食べた後も空腹感は残り、

消化もとてもいいので、
すぐにお腹が空いた感覚が戻ってくる。



最初の方は、
寝ても覚めても「お腹が空いている」
という感覚が続きました。



でもそれでも普通に、
ヨガの練習やクラスもできて、
日常生活もできて、

お腹が空いてイライラすることも
不思議とほぼありませんでした。



これまでどれだけ、
お腹が空いたら食べないと大変!
と思い込んでいたのかを痛感。



そして、
「お腹がいっぱいだ」と感じるまで
食べるのが当たり前になっていた、

ということにも気づきました。



自分に対してもそうだし、
子どもに対しても、

「お腹空いた」のなら、
すぐ食べさせないと!
みたいな意識があったな、と。




この、
何かを足さないといけない」、
という意識。



人生全般がそうなりがち、
なのだろうと感じました。



今の時代、
お店に行けば何でも買えるし、
ネット上では多くの情報も手に入る、
何でも便利で効率的な状態。   



そうした中で、
足すことが当たり前になっている
そんな風に感じます。



足していないと不安
満たしていないとならない
(外から)満たして生きていくことが幸せ
といったような意識。



そのベースには、
根深い不足感があります。



不足感があると、人は、

「自分は足りていない、だから、
不足を埋めることで幸せになれる」、

と考えるようになる。



でも実は、足すことよりも、
引き算をしていく方が、
本当の意味で満たされる
のですね。




今回、浄化食を通して、
そのことを体感しました。



「お腹が空いている」状態を通し、

腸の調子が整ったり、
睡眠の質が改善したり、
肌の状態やむくみが落ち着いたり、

身体が芯から軽くなったり、
心がとても落ち着いたり、

身体が本来の力を取り戻していく。



最初こそ空腹がしんどかったものの、
だんだんと、
「本当に必要なこと」の認識が
変わって行きました。



食事が変わることで、

色んなモノを摂取しなくちゃ!
不足したら大変、満たさなきゃ!


といったような不足マインドも変化。



「大事なのは、足すことよりも引くこと
そう、実感する機会となりました。


おわりに

私自身、これまで、
食事の量は適量なつもりでした。



でも、今回の経験を通して、

腹八分目とはどういうことか?
お腹が空くとはどういうことか?
食べ過ぎとはどういうことか?

自分の中での定義が大きく変わりました。



どれだけ身体にいいものを摂るかよりも、
摂らないことで取り戻せる治癒力がある。




満たさないことで感じられる世界、
探求してみてください。



では、また!


青山さやか
https://lit.link/sayakaaoyama

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この記事を書いた人

ヨガとマインドフルネス。「自分の声を聞く力」を育むためのLife Tipsを発信。自分を根っこから知ると、人生は自然と、大きく変わる。自分を生きよう。【自分の声を聞いて生きるためのメールマガジン】

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