「こんな私だから生きづらいんだ」
そう思って「こんな私」を変えようとするも、
なかなか変わなくて、変われない自分に苦しくなる。
そんな経験、ありませんか?
たとえば、
こんな私だから体調崩すんだ
こんな私だから人とうまくやれないんだ
こんな私だからうまくいかないんだ
私のここが変われば幸せになれる….
そんな考え方。
でも、
「こんな私が」、そう思っている以上、
いつまで経っても幸せになることはできません。
なぜかって。
「こんな私だから」
と自分を変えようとしている状態は、
自分を裁き続けている状態だから。
こんな自分はダメ!
あんな自分はダメ!
だから変わらなくっちゃ!
自分を裁き続けているのだから、
幸せを感じることができないのは当たり前ですよね。
ただ、一方で、
今の自分だから今の現実がある、
というのも事実。
じゃあどうしたらいいのか?
というと。
「こんな私がどうこう」、
ではなくて、
今の自分ににそのまま気づくこと。
今の自分がイイとかダメじゃなくて、
今の自分をそのまま認識する。
そうすると、
何が変わるかというと、
現象に対して問いを立てることができるようになる。
なぜ?体調が悪いんだろう?
なぜ?人に心を開けないんだろう?
なぜ?ストレスフルなんだろう?
その現象はなぜ?起きているんだろう?
…と。
「こんな私」が、
良いのか悪いのかは横において。
そのことに対して問いを立てて
現象と向き合っていくと、
モノゴトの理解が深まります。
モノゴトが紐解けると、
私たちの意識の絡まりもほどけます。
そして、「今」というのは、
自分の意識の反映であるので、
根底にある意識がほどけて変化すれば、
「今」も自然と変わっていく。
この、自然と変化していく、
というのがとても重要なんです。
なにごとも、どんな時も、
小手先で自分を変えようとしないこと。
小手先で自分を変えても、
ルールでしばりつけているだけで
本質は変わっていないから。
本当の意味で変わりたいなら、
今の自分をそのままに受け取って、
問いを立て探求していくこと。
そうすることで、
本質から無理なく、
変化していくことができるのです。
そして、この、
問いを立てることには
更にいいことがあって。
「こんな私だから”こそ”、
気づけることがある!」
と思えるようになること。
今の自分だからこそ、
その問いが立って、その仮説が立って、
その探求ができて、その理解ができる。
そう考えたら、
今の私でよかった!今の人生でラッキー!
こんなに学びが深められるなんて!
どれだけ豊かさに囲まれているんだろう
って思えますよね。
自己解放の道のりが、
「こんな私だから」の不足感からか、
「こんな私だからこそ」の豊かさからか、
どちらなのかで結果は大きく変わってきます。
変わりたいのに変われない、
そんな自分を責めて苦しい時には、
その向き合い方を見直してみてください。
自分を対処療法的に変えようとしていないか、
本質から変化を促していくにはどうしたらいいのか。
ここの理解を深めることが、
とっても大事です。
人生は正解するモノではなく、
探求するモノ。
視点をシフトさせると、
生きる世界がマルっと変わります。
それでは、また!
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青山 さやか|
海外在住11年(テキサス州ダラス) /2児の母 /アウトドアRVer
高校3年での母との死別をきかっけに、人生とは何か?自分とは何か?についての探求が始まる。ありのままの自分で本当の自分を生きるマインドフルネスと出会い、人生が大きく変わる。自由に思い切り自分らしく、マインドフルに人生を送るマインドセットを広げるべく活動中。
マインドコーチ /マインドフルネス&ヨガインストラクター/シンガーソングライター
マインドフルライフスタジオ主催