こんにちは、さやかです。
前回の記事でご紹介した通り、
使命の理解が深まった上で、
自分の人生を振り返ってみました。
使命=本質と繋がるという視点で、
人生を見つめてみると、
今までとは違った見え方ができます。
行動や経験よって得られる
結果への執着を手放した上で向き合うと、
抽象化された人生の意味が見えてくる。
ご自身が人生の意味に迷う時、
もしかしたら参考になるかもしれません。
今回はそんなことを、
シェアしてみたいと思います。
今までの人生
私は生まれた時から、
執着心や自我がものすごく強い子でした。
負けず嫌い、頑固で闘争心に溢れていた。
今考えると、そこにはなぜか、
自分を取り巻く世界に対する深い怒り
(根っこはきっと悲しみや絶望感)がありました。
自分のコントロールを超えた、
腹の底から湧き出る憎しみの様な怒り。
もしかしたら生まれながらにして、
“そんな強い怒りからの自己解放“という
課題を持っていたのかもしれない。
本質は生まれた時から知っている使命
という視点から人生を振り返ってみると、
そんな風に感じました。
物心ついたころから、
家族や先生や友人と衝突を繰り返し、
反抗心や怒りに満ち溢れて過ごしてきました。
感情のコントロールが苦手で、
特にルールや常識に束縛されるのが嫌いだった。
そんな自分に
悩みながらも抑えることもできず、
なかなか激しい日々でした。
(それでも孤立せずに過ごせていたことには、
感謝しかありません)
そして、18歳の時の母の死。
これを機に、
立ち止まるきっかけをもらいました。
今となっては大きな悲しみが、
私を怒りの渦中から救ってくれた様に思えます。
その後、
生きる意味や自分の使命を探し求めて
世界を放浪。
様々な価値観をインストールしながら
自己対話を繰り返し、
怒りの海でおぼれていた所から
顔を出し、少し視座が上がりました。
この時、
自分の中や社会にある優しさや
愛情深さにも気づけたように思います。
一方で、
生きることや使命への執着は
強くなっていきます。
その後、
総合商事に営業職として入社。
仕事を通して使命について考え続けました。
しかし、
使命感を見い出せないのみならず、
社会への怒りがまた強くなってしまい、
自分を見失い、退社。
心の奥底の声を探った結果、
シンガーソングライターの道へ。
ここで、
社会との接点が減り
=社会への怒りが軽減し、
外からの心へのノイズが減った
と考えられます。
そして、
自分の言葉と歌で表現するという、
自分の身体×心の状態と
積極的に向き合うスタートとなる。
ただし、ここでは、
人との比較、生きることや使命への執着を
手放せずに苦しみました。
この頃、
周りから”解放”が課題と言われます。
比較からの怒りの苦しみに囚われる中、
2人の子どもを出産。
また、
旦那の仕事の関係でアメリカへ。
ここで更に、
今までの社会・日本社会との切り離され、
社会への関わりがかなり限定されます
(更なる外からのノイズの軽減)。
音楽と育児を通して、
自分の身体と心の深堀りが続いていきます。
使命感や自己実現への執着が、
育児で人生のペースが
スローダウンしたことで、
少し緩んでいきます。
そんな中でのヨガとの出会い。
執着や手放すという概念を学び、
呼吸や身体の声を
静かに聞く練習が始まります。
ようやく少し、
心の奥底の本質からの
波動の存在に気づいた様な感覚。
ヨガの学びを深めるべくTTCを習得し、
更なるスローダウンが課題と気づくものの、
他人軸で生きている自分に行き詰まりました。
その後、音楽とヨガに加え、
あり方や心の仕組みの学びと出会います。
自分が握りしめてきた
価値観や思い込みといった心のノイズを
1つずつ手放していくことにより、
怒りの感情が静まり、悲しみも
抱きしめられるようになっていきました。
そうすると、
本質と少しずつ繋がり始めます。
更に新型ウイルスによる自粛生活で、
人生のスローダウンが強化。
そのことで
周りからのノイズが一気に減り、
本当の豊かさに気づき、
生きることへの執着も緩み出していきました。
今、そしてこれから
こうして、
今までの経験を振り返ってみると、
心のノイズを1つでも消していくこと、
がいかに重要だったかが分かります。
私の場合、
深い怒りの解消が人生の課題だとすると、
外からの声に惑わされるほど怒りが増して、
自分の本質を見失っていたことが、
よく分かります。
だから気づけば、
ノイズを消す方へ導かれていったし、
解放やスローダウンなどのキーワードは、
ノイズを消して自己束縛に気づくため
だったのだと分かります。
難しかったのは、
人の役に立ちたい気持ちや
人に認められたいという気持ちが、
ノイズを消すのとは反対方向へ向かわせるため、
ノイズから距離を置くことを認めるまでに、
ここまで時間がかかったということ。
(人の役に立ちたい気持ちや
人に認められたい気持ちが強くなったのは、
人生における様々な経験が要因となっていますが)
今、私はずっと手放せなかった、
使命(自己実現)への執着を
今手放すタイミングなのだろう
と感じています。
そのことで、
比較や認められたい気持ち、
未だ残っている社会への全ての怒りと
向き合っていく時なのだと思います。
まずは、
究極にシンプルになる。
そこで見える自分と向き合ってみる。
そうすることで、
生まれた時からの課題、
”深い怒りからの自己解放”
が進むのだと思います。
そうした意味で私は、
もう少し“待つ”必要がありそうです。
今まで自分だけの仕事
(自分の内側から湧き出るもので
誰かのエネルギーに繋がっていくもの)
を早く提供できるようになりたい
と模索してきました。
でもまず、
外部からのノイズを究極に減らし、
自分の本質との繋がりを強め、
ブレない繋がりを作っていく。
それを優先することが、
何よりも自己束縛の解放に繋がるから。
そうしていく中で、いずれ時が来たら、
ノイズの多い周りとの世界(仕事を含め)
に戻ってけばいい。
だから焦らず今は学び続けよう、
そう思いました。
深い怒りの解放には、
本質と静かに太く繋がる時間が必要。
だからこそ、
今私が働かなくても
暮らしに困らない環境にも置かれている、
とも思えました。
おわりに
少し長くなってしまったので、
この分析から何を紐解くかは、
次回の記事に続きたいと思います。
私自身、
怒りは強い方だと思ってきましたが、
その解放が人生の課題かもしれないと
捉えたことはありませんでした。
いつもどうしても、
人生の目的が何者かになることに
向かってしまっていた。
人生の本質は、
知恵を得て、自己束縛から解放されること、
というヨガ哲学の学びが、
ようやく腑に落ちてきた様に感じます。
新たな視点が見えると思うので、
本質や使命という言葉、
ぜひかみ砕いてみて下さい♡
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
みなさんが、
心から自分を大好きになって、
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。
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