ジャマイカの旅で感じたこと

意識をほどく

こんにちは、さやかです。



先週の子ども達の春休み。



ダラスから飛行機で3.5時間の
ジャマイカへ行ってきました。



海と太陽にたっぷり
エネルギーチャージしてもらいつつも、
アラスカの旅同様
さまざまな気づきもありました。



今回は、
ジャマイカの旅で感じたこと、
についてお届けしたいと思います。



旅の様子についてはこちらからどうぞ↓
子連れジャマイカの旅レポ その1
子連れジャマイカの旅レポ その2



得たい/得したい意識

まずジャマイカは、
貧富の差が激しいリゾート地のため、
オールインクルーシブのホテルが主流。



この観光地&
オールインクルーシブのホテルというのが、
人間のエゴ/欲望をよく表現していました。



ホテルでは大勢の
「楽しみたい/いい思いをしたい/得をしたい」
人たちが集まっていて、
その場の波動は「得たい」という荒い波動ばかり。



それを満たすために、
たくさんのお肉や魚の命、
環境資源などの犠牲が払われていたり。



逆に、
その裏には激しい貧富の差があり、
貧しい暮らしがあり、
現地の人は観光客からより多くの
お金をもらうことに必死だったり。



迎え入れるジャマイカ側の人たちからも、
強い「得たい」という意識を感じました。



観光地と得たいというエゴの意識と、
改めて観察する機会となりました。



ガイドさんとの対話

1週間の滞在中1日だけ、
現地のガイドさんと共にホテルの外へ。



その時のガイドさんと話す中でも、
色々と感じることがありました。



ガイドさんと話す中で感じた、

「お金が全て、損したくない、人より得していたい、
いい教育を受けさせていい職につくことがすばらしい、
人よりたくさん持っていたら幸せになれるんだ」

こんな価値観。



この価値観が良いとか悪いとかではなく、
貧富の差が激しい国で、
「そうした価値観がどのように根付いていくのか」
をよく観察することができました。



生きるために必死で得するために必死で、
ジャッジを手放す以前のところで、
外の要素に執着していく人間の性。



どこか少し前の日本を感じさせるような、
そんな歴史を見ているような気もしました。



時代の流れの中で祖父母や両親の代が、
「持つこと」に価値を置くようになった
必然性。



私自身の中の
勝ち負けの意識や傲慢な意識に対して、
どうしてこんなに根深いのだろう?
と思うことがよくあったのですが。



でも、
私自身の長い輪廻の中で、
どのようにその囚われが
根深く育まれていったのか、

更には今回の人生で両親から
改めてその囚われを受け継いだ意味や、
そこから何を学んで解放するために
今目の前の環境におかれているのか、

など。



そんなことを考察する機会となり、
自分の持つ囚われの必然性について
納得することができました。




また、
ガイドさんが持っているような価値観
(私の中にも多かれ少なかれありますが)
を乗り越えて解放していくには、

本人が行動して「やり切る」しかない、
とも感じました。



お金にしても、
得をしたいにしても、
より高い教育を受けたいにしても、

本人が「気づく」まで行動し続ける、
やり続けるしかない。



囚われを持ったままに
行動して行動して行動した先に、
本人が気づけた時に初めて
囚われを解放することができる。



だから、
どんな囚われ/価値観を持っていようが
それが良いとか悪いとかではなくて、
それを通して学んでいくことが大切です。



その囚われを持っていることが
必然だと受け入れて、
行動してさまざまに感じることを

観察していく



人生はそれ以上でも以下でもない
ということです。



ジャッジした時点で
そこから学びを受け取れないので、

ジャッジの意識から一歩下がって
観察していくこと。



全てはそこから、ですね。



おわりに

コロナが明けて、
観光地へ足を伸ばすようになった最近。



その分、
居心地の悪さを感じたり、
波動の荒い場所に行くことで
なんだか苦しく感じたりすることも
増えていたりします。



でもここで大事なことは、
苦しみをおしのけようとせずに、
苦しみを苦しみとして観察して
学ぶ姿勢を見失わないこと。



「見せられている」
「経験させてもらっている」
その視点を持って常に向き合うことです。



苦しみの中にただただある、
今を受け入れて観察する




そうあることで、
どんな状況からも学ぶことができ、
気づきや学びが加速していくと感じます。



こちらも併せてご覧ください




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

今を受け入れて過ごせますように。

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