こんにちは、さやかです。
今回は、
我が家で子どもと取り組んでいる、
「いただきます」から
社会を考えることについて、
お届けします。
きっかけ
ある日、
牛乳を残した息子に、
”牛さんが泣いてると思うよー”
と話したことがきっかけでした。
”え?牛さんが?”
と食いついてきた子ども達に、
牛乳がどうやってでき、
どのようにして手元に来るかを
説明してみました。
ちなみに我が家の子ども達は、
娘5歳と息子3歳。
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今は、モノがあふれ、
ほしいものが安く簡単に
手に入ってしまう世の中。
モノの大切さを
どう教えたらいいのかと
考えていたところだったので、
ちょうどよい機会でした。
子ども達も
思っていた以上に理解して、
”牛さんが泣いちゃうから
牛乳残さずにちゃんと飲む”、
と納得でした。
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その日の夜ご飯の時間。
ご飯(お米)って誰が作ってくれたの?
ハンバーグって誰が作ったの?
にんじんって誰が作ってくれたの?
スープって誰が作ってくれたの?
と子ども達から質問の嵐。
ひと通り答えた後、
いただきますをする時に、
“お米を作ってくれた
おばちゃんありがとう、
お野菜を作ってくれた
おじちゃんありがとう、
お肉を作ってくれた
お肉屋さんありがとう…
いただきます♡”
と言ってみました。
子ども達もとても気に入って、
余裕のある夕飯の時には(笑)、
みんなで唱えるようにしています。
それだけでも、
子ども達の意識が少し、
変わったように感じます。
食べることは、
「その過程のエネルギーも食べる」
ということ。
1つの料理ができるまでには、
素材、調味料や調理器具、
水や火なども考えると、
たくさんの人の手があってこそです。
素材が育つ過程から
食卓に並ぶまでの良いストーリーを
イメージして食事をしてみる。
あることが当たり前ではなくて、
その過程に携わった人へ
感謝を込めて口にする。
とても大切だなと思います。
じゅんびはいいかい?
エシカル教会の代表である
末吉里花さんが出版した、
「じゅんびはいいかい?
~名もなきこざるとエシカルな冒険~」
という本をご存じでしょうか。
エシカルな消費とは何か?
エシカルではない消費の
裏側では何が起きているのか。
そんなことが
絵本にまとめられています。
うちの子ども達には
まだ少し難しかったけど、
オーガニックや認証商品が
どうして良いのかということは、
なんとなく理解できた様子。
「自分の身体にとっても、
どこか別の場所で暮らしている
同じ位の歳の子にとっても、
みんながハッピーになれる
買い物がしたいよね」
そんな風に話しています。
おわりに
世界は今少しずつ、
変わろうとしているように感じます。
いち消費者として、
何が本当に心地よい消費なのか、
できることから少しずつ。
幼い子ども達にも、
ちょっとした工夫で
伝わることが分かったので、
家族としても一緒に色々と、
考えていきたいなと思います。
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。
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