こんにちは、さやかです。
このところ、
日本人/外人問わず、
人との出会いやつながりが
増えています。
今回は人との関係性が
ラクになったその秘訣について、
お届けしていきたいと思います。
出会いがないという流れ
コロナウィルスの流行から
誰しもが人との交流が少なくなり、
人間関係がいったんは最小限になった
のではないかと思います。
私自身ももちろんそうで、
コロナ下で駐在の友達が本帰国したりと、
リアルでの人とのつながりは激減。
アメリカでは1年ほど前から誰も
コロナを気にしなくなっていたのですが、
それでも人との出会いやつながりは
音沙汰がないまま。
特にそれが気になっていたり
何とかしようとしていた訳ではないのですが、
これだけ人との出会い別れの流れがないのも
ずいぶん静かだなぁと感じていました。
でも最近また意図せずに
人とのつながりが増えてきて思うこと。
それは、
人とのつながりによって
揺さぶられる時期もあれば、
自分や家族に集中する時期もあってよくて、
どちらも必要だということ。
コロナをきっかけに
人はいったん周りとのつながりを絶たれ、
きっと自分と向き合う時期を
経験したのではないかと思います。
そこからまた、
他者との関わりを通して学ぶフェーズに
いつどう戻るのかというのは人それぞれで、
それでいい。
何が正しいかということはなくて、
どちらも必要という真ん中の視点で
常にあることが大事だと再認識しました。
人間関係がラクになった理由
こうして人とのつながりが増えていく中で
自分を観察していて気づくのは、
「人と関係性を築くのがすごくラクになった」
ということ。
その理由に、まず一つは、
・人とつながっているから嬉しい
・出会ったからには仲良くなりたい
・活動的になれるからワクワクする
といったような
前のめりな姿勢(執着)が
うすれてきたことがあります。
たくさんつながっているから良いとか、
ずっとつながっているから良いとか、
一時的な関係には意味がないとか、
そうした人とのつながりに対するジャッジが
自分の中にあまりなくなってきた。
「ただ目の前に見せられることから学んでいく」
と今を受け止められていることで、
人間関係に対して一定のスタンスを保てる
ようになったのだと感じました。
またもう一つ、人に対して、
・この人は自分と合うかどうか
・なんかちょっと違いそうだから苦手
・外人だから壁を感じる
・心の底から分かり合えなそうだから距離を置こう
といった人に対するジャッジの意識も
うすれていること。
その人が身にまとっている要素や
演じている役割を受け止めて、
「今この人はストーリーを経験しているのかな」
「どんな完全性の中の役割を今果たしているのかな」
といった感覚で接することができることで、
相手を受け入れられるようになったのだと感じます。
相手の今を受け入れることで、
・どうしてこういう風に考えないんだろう?
・どうしてここに興味を持たないんだろう?
・「私」と違うなら関わりたくない
といったような、
自分の正しさを押し付けたくなる感覚が減る。
そのことですごく、
人と関係性を築くことが
スムーズになったのだと感じます。
関係を築くこと自体への
ジャッジや執着の意識の解消と、
人へのジャッジの意識の解消。
この2つが、
人との関係性を築いていく上で、
とても大切なのですね。
おわりに
外の要素や他者に対する
「ジャッジの意識」を解消するには、
自分へのジャッジの意識を
見つめていくことです。
他者を評価しているということは、
自分を評価していることであり、
自分を評価しているということは
他者を評価しているということ。
これが自分が出したエネルギーは
必ず自分に返ってくる、
と言われるワケでもあります。
他人からの評価がこわいということは、
自分も他人を評価しているということで、
自分で自分をも評価しているということ。
だからこそ、
まずは自分に対するジャッジメントを
正面から見つめていくことです。
そのことで、
自分の中にあるジャッジの意識を
一歩下がって観察できるようになる時、
ジャッジの意識から解放されていく。
その観察軸が育まれるほど、
人との関係性がスムーズに感じられる
ようになるのだと実感しています。
今日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
ジャッジの意識の探求が深まりますように。