自由になりたいなら人生のストーリーに囚われるのをやめよう その2

意識をほどく

こんにちは、さやかです。



前回の記事に書いた、
ベンジャミン・リベットの
自由意志についての実験について。



人生のストーリーとは何なのか?
本当の自由とは何なのか?



向き合ってみて、
いかがでしたでしょうか。



今回も前回に引き続き、
自由意志について
お届けしていきたいと思います。



自由意志の否定

人間が意思を持つ0.3秒前に
脳が指令を出している、
という衝撃の事実。



この自由意志について、
とても分かりやすい動画があります。



【自由意志】人間に自由意志はあるのか?驚愕の真実(脳科学) 〜リベットの実験〜
https://youtu.be/_NIgdJWx_Ns



この動画でもお話されているのですが、
最初に脳の指令が出てから
人が意思を持つまでには0.3秒
そこから人が実際に行動するまでは0.5秒
というのがリベットの実験結果。



この、
人が意思を持ってから
実際に行動するまでの0.2秒の隙間に、
脳からの指令=カルマによる完全性
を否定することができるのではないか、
という発想があります。



0.2秒のわずかな時間に
人生のストーリーを変える自由意志が存在する、
という捉え方。



ヨガの哲学の中でも、
カルマが反映されている目の前の
ストーリーを観察をし続けることで、
理解が入るとカルマは解消されていきます。



もともとはカルマによって
決まっている人生ではあるものの、
気づきや理解が入ることで
人生のストーリーは変わりうる、
ということ。



0.2秒のわずかな隙間に
自由意志があるというのは、
つまりは観察を通してカルマが解消されると
もともとの脳の指令=カルマを否定できる、
という理解ができます。



ほんのわずかな隙間ではあるけれども
人生のストーリーを変える、
という自由意志は存在する可能性が
あるのではないかと感じます。



得ようとしないこと

ただし、
観察を通して理解が入る時というのは、
何かを得ようとしていない状態
というのが必須条件です。



なので、
人生を変えたいから、
人生をコントロールしたいから、
人生を思い描いた通りにしたいから、
という「得たい」意識がある以上は、

理解や気づきは入ってこないということ。



つまりは、
自分ができることは、
今目の前に映し出されたストーリーを
観察し続けていくこと

それだけだと割り切ることが大事です。



そうしてたんたんと
ストーリーを観察し続けることで、
自然と来るべき時に理解が入って
カルマが解消されて、

最初に決まっていた人生が
もしかしたら変わっているかもしれない。



でもそれでもたんたんと
観察し続けていく。



ストーリーにどこまでも
囚われない姿勢が、
逆に人生を本当の意味で
どこまでも自由にしていくのだと思います。



おわりに

人って本当に気づけば
何かを「得よう」としています。



結果にしても、
自分の思い通りにすることにしても、
日々の小さな行動にしても。



「得よう」としているというのは
言い方を変えれば、
「私」が生きていると思って
生きているということになります。



そうなるとどうしても、
人生のストーリに囚われてしまう。



だからこそ、
「経験させてもらっている」という意識で
全ての出来事と向き合っていくことが、
とても大切だと感じています。



今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

日々が気づきの宝庫となりますように。

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