最近、息子がサッカーのチームに入って、
試合観戦に行く機会が増えたのですが。
客観的に応援席の様子を見ていて、
ちょっと思ったことからの紐解き。
試合は市の施設で行われるのですが、
応援席は両チーム同じ場所なんですね。
なので、
対戦チームの親御さんと
隣同士になるようなこともしばしば。
そんな中で先日、
敵チームのママ達の応援。
当たり前ですが、
自分のチームが優勢になったり、
点数を入れると、
“Whooo!!!”と言って喜びます。
逆に、
自分のチームが劣勢になったり、
点数を入れられると“Booo!!!”となる。
これを1試合の間に、
何度も何度も繰り返す姿を側から観ていて。
まず感じたのは、
こんな風にして人は、
自分にとっての良い・悪いに対して
反射的に反応しているんだなぁ、
ということ。
自分にとって、
良いことが起これば”Whooo!!!”、
悪いことが起これば”Booo!!!”。
これをもはやほぼ無意識でやっている。
これって日常生活における
あらゆる場面においても同じで。
その無意識な自分に
「気づく」ことができなかったら、
その無意識な反応を繰り返して、
人生が終わっていくことになる…
そう考えるとなんだか、
ゾッとしました。
そしてもう一つ。
相手チームが喜ぶ時、
こちらのチームは劣勢なわけで、
相手チームがブーイングな時、
こちらのチームは優勢なわけで。
同じ「状況」を目の前にしても、
両チームの親の反応は真逆になるってこと。
つまり、
モノゴトに絶対的な評価なんてなくて。
その人が
「どのようにそのことを見ているのか」
に過ぎない。
人はみんなそれぞれ、
自分が見たいようにその現象を見て、
そこに対して無意識的に反応している。
自分の「捉え方」のパターンに
囚われ縛られているってこと。
そしてこの囚われが、
人生の苦しみ、生きづらさの根源です。
・自分がどんな捉え方をしているのか
・そこに対してどんな二元的ジャッジをしているのか
・そしてどんな反応パターンを繰り返しているか
ここを意識化して気づいていくこと。
自分の内側に意識を向けて、
あらいざらい自分を知っていくこと。
そのことで、
自分の外側・内側が見極められる時、
ありのままの自分で生きられるようになっていくのです。
スポーツ観戦に行く機会って、
何かとあるかなと思うので。
そんな時に周りを観察してみてもと面白いかも。
日常を気づきの宝庫に。
では、また!
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青山 さやか|
海外在住11年(テキサス州ダラス) /2児の母 /アウトドアRVer
高校3年での母との死別をきかっけに、人生とは何か?自分とは何か?についての探求が始まる。ありのままの自分で本当の自分を生きるマインドフルネスと出会い、人生が大きく変わる。自由に思い切り自分らしく、マインドフルに人生を送るマインドセットを広げるべく活動中。
マインドコーチ /マインドフルネス&ヨガインストラクター/シンガーソングライター
マインドフルライフスタジオ主催