こんにちは、
テキサスからさやかです~
幼い頃から怒りの感情が強くて、
ものすごく苦労してきた私。
自分でも最近、
本当に穏やかになったなと感じるので、
その過程をまとめてみようと思います。
怒りの感情と私
怒りも含めて、
「どんな感情も必要な感情で、
感情が出てくるのは当たり前のこと」
とよく言われることだと思います。
怒りの感情も感じていい、
ネガティブ感情を否定すると
更に苦しくなりますよね。
私は小さい頃から
怒りの感情が激しくて、
かなり翻弄されてきました。
怒りやすいうえに、
一度機嫌を損ねると切り替えられない。
自分でもどこに地雷があるか分からなくて、
機嫌を損ねたくないのに、
スイッチが入ると怒りに支配されて、
どうしようもなくなる。
そんな自分がずっと嫌いでした。
私の母も私も負けず嫌いだったから、
ケンカはしょっちゅう、
ケンカするとどちらも折れないので長引く。
ケンカになると、
リビングから追い出されて、
謝るまで戻らなくていいと言われ、
私は拗ねてどんどん感情が増大して、
収拾がつかなくなる。
とにかく
感情を抑えきれないタイプだったので、
相手にぶつけずにはいられない。
場所、相手かまわず、
ブチ切れる、モノに当たる、怒鳴る、発狂する、
ということが日常茶飯事でした。
負けず嫌いだったから、
自分の感じた怒りを
なかったことにはできなかったし、
絶対に周りに分かってもらうまで、
感情は手放せなかった。
旦那にもびっくりされたし、
どこに地雷があるのか分からないと
あきれられたことも何度もあって…。
その度に何度も泣いて、
自分を責めて反省するけど、
変われない。
地雷を踏まれると、
一度出てきた怒りを
どう対処したらいいのか
分からずに苦しみました。
引き算という方法
怒りに翻弄される
自分が大嫌いだったし、
手放したいとずーっと思ってきました。
もちろん、
子ども達が生まれてからも、
怒りの感情のコントロールには苦戦。
もうこれ以上
怒りに翻弄されたくない、
手放したいという窮地に立ち、
”引き算”という視点と出会いました。
自分を縛り付けている価値観を
1つずつ紐解いて、手放していく。
変なプライドだったり、
無駄な競争心だったり、
自分を縛りつけている様々な
べきねば価値観をリリースするほど、
ゆっくりゆるやかに、でも確実に、
怒りに翻弄される回数が減るように
なっていった。
べきねば価値観が多いから、
こだわりが強くてすぐ執着するから、
怒りの地雷が多かったのか、
とようやく理解できました。
そしてその価値観は、
自分が握りしめているだけなんだ、
ということも。
ちなみに、
べきねば価値観を
リリースするのに大切なのが、
過去の感じ切れなかった
感情を感じ切る、という作業。
過去の感じ切れなかった
ネガティブ感情の裏に隠れている、
悲しみや恐れを探り、
過去の自分の気持ちを癒していく。
そうすることで、
強いべきねば価値観も
リリースすることができます。
感じ切って手放す
そうして、
どんどん軽くなる中で、
「大脳生理学での感情」を
学ぶ機会がありました。
大脳生理学的には、
「感情は90秒で消える様になっていて、
もしその後も感情に支配され続けている場合、
自分でその感情を持ち続けるという選択をしている
=その感情への自分の執着でしかない」
とのこと。
え…つまり私は感情が激しいから
コントロールできなかったんじゃなくて、
あえてその感情をずっと握りしめて
“自分で”倍増させていたんだ…。
自分で選んで、
怒り続けることを選んでいたんだ。
その感情に執着する
メリットって何だろう?
感じ切ったら、
手放せばいいんじゃないか!?
その時までには、
べきねばがかなり緩んで、
過去も癒えてきていたので、
素直にそう思えました。
以前だったら、
感じた感情を手放すことが悔しかったし、
なかったことにすると自分の存在が
軽んじられるように感じて
感情を手放すのが恐かったと思う。
でも、
自分への理解が進んでいたから、
その恐さも受け入れた上で、
手放してみようと思えました。
そこまで腹落ちしたら、
すべきことはすごく簡単なこと。
感情が出てきたらまず感じ切る、
そしたら執着せずに手放す。
執着しなくなったら、
本当に楽になりました。
そして、恐れていた、
自分の存在力が薄れることも
特にありませんでした。
苦しみの連鎖を断ち切る
小さな頃から、
感情コントロールが苦手だった私が、
母に対して持っていた本音。
それは、
「機嫌悪くなることを怒るんじゃなくて、
どうやってコントロールしたらいいのかを
一緒に考えて教えてほしかった」
ということ。
から今私は、
自分の子ども達にも、
感情を感じ切ること共に、
感情に執着しない、
手放す練習もさせるようにしています
(難しいことも多いけど…)。
そして、
こちらが怒ってしまった時も、
感じ切って、手放して、切り替えて、
必要なこと(謝罪や感謝、説明など)を
伝える様にしています。
まだ怒りでいっぱいに
なってしまうこともあるけど。
これまで長い間、
怒りの感情と向き合ってきたからこそ、
子どもにはそのスキルを伝授して、
苦しみの鎖を終わらせたい
と思っています。
おわりに
長くなったので最後に、
怒り感情のたずなを引く方法
(ネガティブ感情のたずなを引く方法)
をまとめてみます。
【第1ステップ】
価値観を紐解いて、
1つ1つ癒しながら手放していく。
そうすると、
自分軸が顔を出し始めて、
自分の感じている
本当の感情が分かるようになる。
【第2ステップ】
価値観を手放すために、
過去の感情を感じ切る。
そのために、
ネガティブ感情の裏にある
悲しみや恐れを探る。
その事実を認め、受け入れ、
許し、感じ切るを繰り返していく。
【第3ステップ】
現在の感情を感じ切る、
感じ切って手放すを意識する。
価値観を手放すことも、
執着を緩める練習になるから、
手放しが上手になると、
感情への執着も自然と緩み、
感情の手放しも上手くなる。
【第4ステップ】
自分への優しさを積み重ねる。
そうしていく中で、
更に様々な執着が緩み、
新たに執着することもなくなり、
いい循環が生まれていく。
まずは地味だけど、
価値観を見つける作業から、
やってみることが近道です♪
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
心穏やかに過ごし、
心豊かな日々に囲まれますように。