『ソウルフルワールド』を見て考えたこと

レポ・映画・本

こんにちは、さやかです。



アメリカ大寒波の雪の影響で、
自宅にいる時間が長いので、
ディズニープラスにて公開されている、
ソウルフルワールドを見ました。


まさにヨガ哲学の世界が、
分かりやすく視覚化されていて、
ものすごく深く、
心奥に響く映画でした。


今回は、
ソウルフルワールドを見て感じた、
生きる意味を手放すこと、
についてお届けします。


あらすじ

主人公のジョーは、
なかなか売れないジャズピアニスト。


お金のために、
中学校の先生をしているけど、
ある日、
有名な演奏家と共演できることに。


でもその日に事故に会って、
あの世へ…


でも、
まだ死にたくないともがいた結果、
生まれる前の魂が集うユーセンター
という場へ行きつきます。


そこで、
なかなか生まれたくない問題児、
22番と出会い、
生まれるために必要な、
”きらめき”を見つけることに。


そんな2人の旅路を通して、
生きる意味とは?
人生のきらめきとは?
を問いていく映画でした。


まさに今の世の中に
必要なストーリーなのに、

コロナの影響で、
ディズニープラス限定公開なのが、
もったいない~!!


ぜひ多くの人に見てほしい、
そして今を生きるとはどういうことか、
感じてほしいと思う映画でした。


生きる意味とは何なのか

自分だけの”きらめき”を見つけた時に、
生まれる権利をもらうことができる。


そんな設定の中で、
ジョーは22番の”きらめき”のランプを
つけることに成功します。


でもジョーも22番自身も、
その”きらめき”が何なのか、
何に反応してランプがついたのか、
が分からない。


そんな時に、
ユーセンターの管理人(宇宙)との会話が、
印象的です。


=====
宇宙:
22番が生まれるための最後の枠、
(きらめき)を埋めるために
何をしたんですか?

ジョー:
俺の立場になって考えてもらった

宇宙:
それはいい考えでしたね
あなたのお役目は終わりですね

ジョー:
でもまだ、
22番の生きる意味が見つかってないんだ!

宇宙:
なんのことです?

ジョー:
きらめきだよ、生きる意味!

宇宙:
生きる意味など必要ありませんがなぜ?
きらめきは生きる意味ではありません
=====


他の魂は、
自分がワクワクできること、
夢中になれることを見つけた時に、
”きらめき”のランプが点灯し、
生まれていきます。


なのに、
きらめきは、
生きる意味ではない。


この言葉はとても深いです。



そして最後に、
生き返るチャンスをもらったジョーは、
宇宙とこんな会話をします。


=====
宇宙:
もう一度だけチャンスをどうぞ
あちらでは何をしますか?
どのように生きますか?

ジョー:
まだ分からない
でも決めている
瞬間瞬間を味わって生きるんだ
=====

と。


瞬間瞬間を味わうこと。

太陽のきらめきをみること。
今を感じること。
ジャズのような会話をすること。
風や空を感じること。
夢中になる感覚。
自転車で風をきって空を見上げること。
朝が来ること。
水を感じること。
愛を感じること。
人の心と波動を合わせること。
街が美しいこと。

全てを感じること
宇宙の一つになること


そんなのただの生活だよ、
と言っていたことが、
生き返ってからのジョーの
”きらめき”に変わった。



そうそう、
そうなんですよね。


その当たり前の美しさ、
様々に揺れ動く感情、
様々に感じられる感覚、
その全てが美しく、
尊いものであるはずなのに



それができるこの有限な時間を、
心から味わうことをせずに、

何か全く関係のない、
名声や地位、お金、評判などを求めて、
大切なことを見失っていく。


一番大切なことは今を、
そして今の感覚を味わうこと、
それが人生の豊かさであり、
無限大の幸せ。


人間の頭で作り出した幻想の世界、
そんな小さな世界に自分を押し込めずに、
何がホンモノなのか、
見極めていきたいと思いました。


誰かに褒められること、
みんなにちやほやされること、
有名になること、
お金をたくさん稼ぐこと、
それは脳みそ同士が作り出した、
小さな小さな価値。


当たり前のことが、
どれだけ美しく尊く壮大で、
自由で心地よくて満ちているのか。


今一度思い出して生きたい、
そう思いました。


何者かになること

私もなかなか
手放せないことの一つですが、
何者かになりたい、
という欲望。


誰かに認められたい、
誰かに評価されたい、
そんな風に思っている人も、
多いのではないかと思います。


一度地上に戻れたジョーは、

「ぼくはピアノを弾くため、
そのために生まれてきた
誰にも邪魔させない」

「これから僕の人生の本番ががはじまる
この日を人生をかけて待ち望んでいたんだ」

と言って、大舞台で、
有名なプレイヤーと共演します。


舞台は大成功した、
でも日常の景色は変わらなかった。


そんな絶望の中で、
こんな話知ってる?
と共演した演奏家に言われます。


=====
若い魚は年老いた老魚に聞いた

若者:
ぼくは海を見つけたい

老人:
海?今いる場所だよ

若者:
これ?これは水です
僕が欲しいのは海なんだ
=====


これ、
”何者かになりたい”、
で置き換えると分かりやすいです。


=====
若者:
私は何者かになりたい

老人:
何者かになりたい?もうなっているよ
あなたはすでにその何者かだよ

若者:
今の私が?これは本当の私じゃない
私はもっとすごい何者かになりたいんだ
=====


もうすでにその何者かなんだよ


つまり私たちは、
もうすでに完全ということ。


何かができなくても、
何かにならなくても、
何かを身につけなくても、

周りに認めてもらわなくても、
分かりやすい職業を持っていなくても…

もうすでに完全であり、
生まれた時から何者である。


だから、
本当の自分はこれじゃない、
本当の自分は他にある、

いつか有名になったら、
いつかお金持ちになったら、
本当の自分になって、
人生がばら色に変わるんだ、

そんなのは、
幻想でしかないということです。


そして、
そうなりたい=何かを得たい、
そう思った時点で逆に、
本来の自分から、
どんどん遠ざかってしまいます




いつか、
本当の私で生き”たい”、
そんな自分に”なりたい”、
本音の自分で生き”たい”。


そんな風に思ってしまうけど、
でも本当は、
何者かになる必要もない…、
だってすでに何者なのだから。


そして、
生きる意味なんてなくていい、
経験するために生まれてきたのだから。


学びと共に緩んでいるけど、
なかなか手放せなかったことが、
映画を見ることで、
また少し緩んでいきました。


おわりに

いつか何かを達成したい、
いつか何者かになりたい、
いつか人生の価値を感じたい。


そのためには
どうしたらいいのか?


そう思うのであれば、
まず今の感覚を精一杯感じなさい
そういうことなんだと思います。


そこに、
全ての答えが隠されている。


人生は複雑なようでシンプル、
とよく言われますが、
大事なコトを見失っているから、
複雑になっているんですね。


目の前の今を精一杯感じて、

美味しくてもまずくても、
痛くても心地よくても、
雨が降っても晴れても、
嫌な感情でもいい感情でも、

ジャッジをせずにただ楽しんで、
過ごしていきたいなと思いました。


今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

心穏やかに過ごし、
心豊かな日々に囲まれますように。

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