『親と子のアドラー心理学』を読んで考えたこと

映画・本

こんにちは、さやかです。



昨晩、
約束の時間になっても
TVを見続けようとするたこやきくん
ともめにもめて、
どなりつけてしまいました。


約束を守ってもらえなくて、
悲しかったなぁと自己共感しつつ、
怒りを同一化してしまった自分を見つめ、
色々と考えました。


約束を破られたこともそうだけど、
たこやきくんが、
くずることで母親をコントロールしよう、
としてくることも嫌だった。


ということは、
私の中に”コントロールしたい”、
その気持ちがあるから、
目の前に事象として現れている、
ということになります。


それは子供を、
だけでなく人生をコントロールしたい
という私の中の意識の現れ。


まだまだたくさん、
コントロールしているんだなぁ、
もっと自由になれるんだなぁ。



そんなことを考えている中で、
ふと思い立って、
親と子のアドラー心理学
を読んでみることにしました。


この本は、
数年前に買ったけど、
なかなか読み進められずに、
しまい込んでいたもの。


いざ読み出すと、
今自分に必要なことが書かれていて、
一気に読み切ってしまいました。


今回は、
『親と子のアドラー心理学』を読んで、
についてお届けします。

4つのキーワード

この本は、
著者の奥様の育児日記を元に、
実例を出しながら丁寧に、

アドラー心理学に基づいた子育てを
説明してくれています。


ベースとなるのは4つのキーワード、
「尊敬」「共感」「信頼」「勇気」。


この言葉を見た時に、
まさに今私に必要なキーワードだ、
と思いました。


ジャッジを手放せない故に、
子育てに集中できない自分に気づき
ジャッジをせずに、
目の前に集中することで、
子育てを味わい始めた私。


尊敬すること、
共感すること、
信頼すること、
勇気づけること



この意識は、
子育てはもちろん、
人間関係においても
とても大切だと感じました。


昨年の後半から、
慈悲心やインタービーイング、
といった言葉を意識するようになり、
この辺とも繋がるなぁと。



ちなみに、
以前の私が読み進められなかったこと、
その理由にも気づきました。


それは、
生き急いでいたから。


生き急いでいる以上、
子育てを味わうことはできません。


生き急いでいるとは、
人生に価値を求めようという姿勢。


子育てなんかより、
自分のすべきことがある。


子育てすることよりも、
自分のコトをしていた方が、
よっぽど価値がある。


私はそう思っていました。


もちろん、
子育てをしているからこそ、
学べたことはたくさんあります。


でも、
ベースでは私はそうやって、
子育てよりも大切なコトを抱えながら、
子育てを片手間にしてきていました。


いつか落ち着いて、
手が離れていくのを待っている
そんなところもありました。


子供と真剣に関わりたい、
でも自分のコトも優先したい。
その狭間で罪悪感を感じて苦しかった。


そんな状態では、
子育てで”尊敬/共感/信頼/勇気”などと、
悠長に言っている場合じゃない、
と感じてしまっていた様です。


今ようやく、
価値を求める姿勢を手放せるようになり、
ジャッジを緩められるようになり、
目の前の全てのことに
集中しようと思えるようになった。


生き急がないと、
子育てを味わうことができて、
子どもに共感して、
子どもを尊敬して、
同じ心で同じ時間を共有できます



そして、
味わうことができると
そこに面白さや心地よさを
感じられるようになる。


だから、
このタイミングだからこそ、
スッとこの本の内容が入ってきた、
そう思いました。


意識を合わせる

慈悲心やインタービーイングと書きましたが、
これは”全てのものは繋がり合って存在する”、
ということへの理解です。


自分と他者を区別しない意識。


マインドフルネスの創始者である、
ティクナットハーンの言葉に、

=====
全ての現象は空である
生じることも滅びることもなく、
汚くもきれいでもない
全てのモノの本質に差はありません

他の人を自分と同じように愛する
そうした時あなたは幸せな人となれる
=====

という言葉があります。


これが子どもへの尊敬であり、
共感、信頼している姿勢と、
同じことのように感じます。


この本でも、

  ”大切なのは、
  初めから批判的に観察せず、
  子どもの心に寄り添って観察すること”


  ”「子どもには通じないだろう」
  と勝手に決めて、
  子どもの素振りになんでもかんでも
  反応するやり方をしません”


  ”失敗に対して「あの子はかわいそう」
  と同情することはありません。
  子どもがチャレンジしたことに共感し、
  「あの子に打撃があったかもしれないが、
  耐える力がある。それ以上に貴重な学びに繋がる」
  と信じて、尊敬の念をもって見守ること”


と書かれています。


自分勝手なジャッジをせずに、
相手の立場に立って意識を合わせ、
かつ親が自分の中心に軸を置くことで、
本質的な意識で関わっていく



私はこの感覚を磨くべく、
他者との関りを通して、
試行錯誤していました。


でも、
目の前の子どもにすら
それができていなかった。


そしてきっと、
自分に対してもまだ
できていないんだと思います。


まず自分、
そして家族、
そして社会の順番、
とはよく言われますが、
まさにその通りです。


子どもにすら、
一体感を感じられないのに、
社会と一体感を持てるわけがない



片手間の子育てに逃げていたために、
本気で取り組むまでに時間がかかりましたが、
ようやくスタート地点に立てたんだな、
そう思いました。


おわりに

子どもが注目で親を
コントロールしようとしている、
については、
アドラー独特の考え方を感じましたが、

全体的にとても納得感があり、
今すぐ実践に移したいと思う考えが
たくさんありました。


  ”ものごとがスムーズにいかないことや、
  あなたのやりたいことを阻むものでさえ、
  その存在のお陰で問題解決に向かって
  試行錯誤のチャンスをもらえたことで感謝に値する”


  ”大人から見たらいたずらでも、
  子どもにとっては立派な遊びです。
  好奇心を発揮して、みずから行動しています”


本当にその通りだな、
と思います。


毎日のことなのでついつい、
子育てに関しては
客観視する姿勢がおざなりになって、

自分の感情が揺さぶられるまま、
一般常識的な思考で捉えてしまって
いましたが、

とにかく、
問いを立てて本質を見る、
人生と同じで子育てもこれが大事なんだ

と改めて認識しました。



  ”<ありがとう>の反対、それは<当たり前>”

とある様に、
当たり前にできるようになっていること、
”ある”にも目を向けながら、

親の勝手な視点でジャッジせずに、
子どもと意識を合わせて、
尊敬、共感、信頼の目で、
見守っていきたいなと思いました。


今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

心穏やかに過ごし、
心豊かな日々に囲まれますように。

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