相手と人生と一体感を感じること

人間関係の紐解き

こんにちは、さやかです。



年末に友人家族と行ったスキー。



その中で、
「完全初心者の子ども達4人に教える」
という経験をさせてもらって、
こういうの好きだなぁと感じました。



よくよく考えてみると、
私スキー自体がめちゃくちゃ好き
って訳ではないのですが。



自分はまぁまぁ滑れるスキーで、
初めての子がどうやったら
スキーをこわがらずに楽しめるか、
どうやったら雪山と仲良くなれるか。



工夫しながら色々やりとりして
上達を見守ることが、
とても楽しいなと感じました。



相手との一体感

この、子ども達とのやりとりって、

相手に意識を合わせること
一体感を感じていくこと

ここに通じるものがあります。



「私」をできるだけゼロにして、
「相手が何を感じ何を必要としているか」
を感じていく。



そうしていくことで、
そこに相手との一体感が生まれます。



スキーを教える時に大事になったのは、

・絶対に恐怖心を持たせないこと
・その子のやりやすいステップ

ここを感じてあげること。



そこに、
普通ならこうしたらこうできるはずとか、
こう言ったらこう受け取るはずとか、
「私」の思考は不要です。



むしろ「私」の思考が入った瞬間、
うまく伝わらなくなる。



自分の正しさや考え方といった
「私」をゼロに近づけることで、

相手との一体感を感じられるように
なるのです。




相手との一体感を感じられる時、
私たちはとても心地よく生きられます。



なぜなら、
自分を守ろうと力まなくていいから。



相手=自分と感じることで、
この世界に敵も味方もないと理解でき、
そのことで得られる安心感はとても深いもの。



この感覚は、
慈悲の心や共同体感覚(アドラー心理学)にも
つながっていきますよね。



自分の本来で生きるためにも、
この一体感の探求は
とても大切な要素になります。



生きることと一体感

また、
「スキーの板と仲良くなるんだよ」
「雪山と仲良くなるんだよ」

といった言葉を伝える中で、
これも一体感につながると気づきました。



板をコントロールしようとか、
雪を思い通りにしようとするのではなく、
板や雪という相手との一体感を感じていく



相手を感じ、状況を感じ、
一番ベストな力の入れ具合や
進む方向に自分を調整し、
相手を感じて受け入れることです。



ここでも、
「私」という意識を
鎮めていくことが必要になる。



このようにして
相手との一体感を感じていくこと」、
ここに人生を歩む大切なヒントが
隠されていると感じました。



思い通り、理想通りに
結果を得ようと生きるのではなく
人生という川の流れを受け入れて
ゆだねて感じていく。



人生という相手を
どうこうしようとしたり、
コントロールしようとしたり、

そうしようとすればするほど
人生はこじれていきます。



力まずにゆだねること



「私」をどんどんとしずめることで
人生と一体感が持てるようになると、

直感的に進むべき方向や
今すべきことに気づけるようになる。



一体感を感じることで、
相手とのコミュニケーションが
スムーズになっていくように、

人生とのコミュニケーションも
スムーズになっていくのですね。



おわりに

人生に一体感を感じるとは、
人生の流れを見極めること。



流れを感じて、読んで、乗る



そのためには、
流れにあらがわず、流されず、
委ねることが必要になります。



人生に対して、

逃げ腰(怠惰)ではなく
積極的(主体的)だけれども、
攻撃的(前のめり)ではない


そんな関わり合いをしていくことで
一体感が深まっていきます。



「私」に囚われない
真ん中の自分であれるよう、
直感力を研ぎ澄ませていたいですね。



今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。

一体感とは何なのか?
是非探求してみてくださいね。

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