マウンティングの心理から見えたこと

自己受容したいとき

こんにちは、さやかです。


2月に入ってから、
心の深堀りがまた進み、
執着を手放した上での自由な状態
=力を抜いて生きる
に近づいています。


そんな最近のエピソードを
数回に分けてお届けしたいと思います。


今回は、
マウンティングの心理から見えたこと。

きっかけ

以前このコラムでも
紹介した福田花奈絵さん。


花奈絵さんを通して
福田とも花さんを知りました。


いつもメルマガを読みながら、
子育ての参考にしていたのですが、

ある日のメルマガに書かれていた
”マウンティングする人の心理”
という言葉。


この言葉を見た瞬間
心に刺さるものがありました。


マウンティングするとは、
人を見下すこと。             


なぜ人を見下すかというと、
自己肯定感が低いから



自分で自分を認められないから、
他人から認めてもらおうとして、
周りを下に見たかったり、
自分が上だと思いたかったりする。


私自身、
自己肯定感が低くて、
人と比較してしまったり、
人より優位にありたいと思う気持ちを
なかなか手放せずにいました。


最近、
世の中に対して不満に思ったり、
バカにする様に感じてしまうことって、

自分が自分に対して
バカにしていることなんじゃないかな
と感じていたのでドンピシャでした。



自分のことを認めてあげられない以上、
人との比較は手放せない



大分できるようになってきたけど、
まだまだ自分を許せていない自分に
気づくきっかけになりました。

自己否定の根底を探る

半年ほど前から私の課題は、
自分を許すこと、
マルっと認めることでした。


でも自己否定が強くて、
なかなか手強い課題。


マウンティングしてしまう場合も、
なぜそんなに
自分を否定するようになったのか、
それを探ることが大事
だそうです。



探ってみました。
自分の過去を整理してみました。


すると、
涙が溢れて止まらなくなりました。


今までも何度も
自分の幼少期と向き合いましたが、
小さい頃の私は
悲しんでいないと思っていました。


怒られてばっかりだったけど、
傷ついてはいなかったと感じていました。


でもその時初めて、

”私は悲しんでいない”、

”私は親から愛をもらえなかった様に
感じて傷ついたりしていない”、


と強がっていた
私の心が溶けていきました。



私は我が強い性格だったこともあり、
母にはいつも怒られていて、
母の怒った顔をたくさん見てきました。


母が忙しそうにして
不幸そうに見えたり、
妹には優しいのに
私には厳しかったり。


でも私はいつも
1人でも大丈夫と強がってきた。


小さい頃から
強がるのが当たり前だったので、
何が本心なのか見えなくなっていました。


強がっているとすら思わず、
悲しみを怒りに変えるのが
どんどん得意になっていました。


でもこの半年間、
自分を許そうというテーマで
自分と向き合ってきてようやく、
強がってきた心の殻が破れました

本当の気持ちに気づく

私は努力をしたり、
苦しい環境で踏ん張ることが
好きだと思っていました。


負けず嫌いな性格なので、
そういう一面もあると思います。


でも本当は、
>小さなあなたは笑って貰えなかった
>正当そうな理由でも無かったら
>自分の存在自体が否定された気がしてしまうから
>仲間に入れて貰えない理由が欲しかったんだよね。  
(とも花さんメルマガ引用)


この通りで、
自分の頑張りや努力が足りないから
母に笑ってもらえないと思っていた。


結果を出せばほめてもらえるし、
笑ってもらえる。


だから努力している
自分が安心だったし、
心から休むことはできなかった、
休むわけにはいかなかった。




本当は悲しかった。
本当は強がりたくなかった。



本当は感情のコントロールが
下手な自分を助けてもらいたかった。


本当はありのままの
自分を受け止めてほしかった。


そんな自分がいることに
気づいてあげることができました。

問題の分離化

私は18歳の時に母を亡くしたので、
母との思い出を美化したい気持ちも
どこかにありました。


母の子育ては間違っていなかった。


母は私を傷つけようとはしていない、
だから悪いのは母を怒らせていた私の方、
などなど。


母との思い出を美化するために、
傷ついていた小さな自分を
認められない部分もあって、
ことが複雑化していた様に感じます。



でもようやくこれで、
母の問題と私の問題を少し分離できました。


母は母の課題に取り組みながら、
その時の最大限で頑張って子育てをして、
愛を持って接してくれた。


だとしても、
傷ついた私がいるのも事実。


それはそれでいい。


それが母の子育てを
否定することにはならない。



そして、
私の問題と子どもの問題も、
少しずつ区別できそうです。


問題を分離すると、
一歩下がって
客観的に見られるので、
とても心が軽くなります。


おわりに

長年閉じこもってきた殻を破るのは
なかなか根気のいる作業です。


1人では難しい。


私も様々な人との出会いや
メッセージが積み重なって、
ようやく分厚い氷の壁が溶けた感覚です。


人は1人では生きられない。


私は1人で頑張りたい
タイプだったので、
色々と時間がかかりました。


もし今1人でもがいているのなら、
誰かに助けを求めてみても
いいかもしれません。


自分が必要としている言葉を、
愛を持って発信してくれている人たちも
たくさんいるので。


それを知るだけでも
世の中の温かさを感じられます。


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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

みなさんが、
心から自分を大好きになって、
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。
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