こんにちは、さやかです。
満月、キレイに見えましたか。
こちらはキャンプサイトで、
まん丸の月のエネルギーを
たっぷりいただいてきました。
さて今回は、
相手を理解することについて、
最近の子育てからの学びと共に
お届けしたいと思います。
相手の立場に立つ エピソード①
先日印刷をしている時に、
コピー機から出てきた印刷物を
持ってきてくれた息子。
ありがとうと言おうと思ったのも束の間、
乾く前に触ってしまったために、
印刷部分が黒く擦れてしまっていて…
「えー、何で触ったの!
もうコピーしたのは持ってこないでいいから
そのままにしておいて!」
と言ってしまいました。
後から考えたら
とんだ失礼だった!と反省し、
「やさしさでやってくれたのに、
触らないでとか失礼なこと言ってごめんね、
今度からもお手伝いしてね」
と伝え直して関係修復。
とっても嬉しそうにして、
承諾してくれました。
相手の立場に立つ エピソード②
娘が小さな子と湖で遊んでいた時のこと。
その子は水着を着ていなかったので、
水際で遊んでいたのですが、
娘がふざけて抱っこして水の中へ、
ずぶ濡れにさせてしまいました。
「何してるのー!水着じゃないんだよ!」
とこちらもビックリして強めに言うと、
娘は「やってしまった!」と、
取り返しのつかないことへの焦りと
責められた悲しさとで激怒。
「もうお母さんなんていなくなって!
あっち行って!あの世へ行って!」
と攻撃してきました。
その場では受け止めることしかできず
後から落ち着いて
娘の悲しみや行動を見つめていくと、
色々と心の内が見えてきました。
「もしかしていつも自分が
お父さんにしてもらっているように、
抱っこして水につからせてあげて
お友達を喜ばせてあげようと思ったのか」
「間違えてしまっただけなのに、
お友達の家族の前で強く否定されて、
誰も味方がいないように感じて
さみしかったのか」
そこが分かってくると、
飛んできた暴力的な言葉に対する
自分の悲しみはするすると消えました。
娘とも
「水着じゃないことは忘れちゃってたけど
やさしさからやってあげたんだよね。
強く否定されたようで
誰も味方じゃないみたいで悲しかったよね」
と関係修復。
「否定されたと感じることがあったり、
誰も味方じゃないって思うことがあっても、
お母さんとお父さんは本心では
いつも味方だし信じているからね」
とも伝えました。
関係修復って、
その場ではお互い切り替えていても、
心の奥にはわだかまりとして残っているものを
しっかりと解消することです。
そのままにしておいても
目の前の日々は過ぎていくけども、
一度そうして出来た傷を放っておいたら、
いつか必ずその傷口は開くから。
相手の心に気づけたのなら、
早めの関係修復がおススメです。
相手を理解するために
親(自分)目線でしか見れてないことって
結構多くてホントに日々反省です。
それはどこかに
親(自分)の方が色々分かっている、
親(自分)の方が子どもより上、
みたいな心があるからだと感じます。
相手を理解するためには、
どこまでも「私」をしずめること。
「私」がうるさいと、
「私の印刷物が汚された」
「私がひどい言葉を言われた」
などと頭がいっぱいになってしまって、
相手目線で考えることができません。
「私」をしずめた時にはじめて、
相手の目線、心、感情が理解できる。
それが、
相手を受け入れて話を丁寧に聞くこと、
心から共感すること、理解すること
が自然とできている状態です。
相手を無理に理解しようと思わずとも、
「私」が癒やされしずまると
勝手に相手への理解が進んでいく、
そういうものなのだと思います。
相手に対して不信感やモヤモヤ、
理解できない意識が芽生える時には
そこには必ず「私」意識が邪魔しています。
まずは自分が抱えている、
リリースしきれない価値観や
感情をたくさん分かってあげることから。
自分が十分に癒やされた先に
相手との一体感が生まれるのですね。
今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。
焦らずに進んでいきましょう。