こんにちは、さやかです。
前回の記事でお届けした、
親知らずの話の続き。
動画配信はこちら▷▷
親知らずが痛み出してから
1週間後に予約が取れた抜歯。
抜歯自体は麻酔も効いて
5分程度で抜けたので、
すんなりと終わりました。
でもやはり、
ものすごい力で押されるし、
ガキガリっと音はするし、
身体は硬直状態。
呼吸が戻るまでにも
しばらく時間がかかりました。
夕方には麻酔が切れて、
さすがに強い痛み止めを飲まないと激痛。
一晩開けて、
顔の腫れはそこまでひどくなく
出血も痛みも徐々に落ち着いて、
順調に回復していきました。
問題はそこから1週間程度経った頃。
頑張ることは美徳じゃない
抜歯から1週間ほど経った頃から、
なんだか急にイライラが募り
感情がコントロールできなくなり、
目の前のことにいちいち囚われて
全く冷静であれなくなっていきました。
ジャッジの意識が強くなり
不足感を感じるようになり、
目の前の景色が突然
曇ってしまったような感覚。
*
そのタイミングでちょうど、
アーユルヴェーダで産後について
学ぶ機会がありました。
ちゃんと回復するまで
身体を休めて癒したかどうか?
産後に必要な休息を取らないで
無理をしたり頑張ってしまうと、
その後バランスを崩しやすくなり
更年期の症状もひどくなる、と。
自分自身を振り返って、
産後はすぐに通常に戻れることに
価値があると思い込んでいたし、
赤ちゃんが寝ている時こそ自分の時間
と休む間も惜しんでいました。
2人目はアメリカでの出産でしたが、
産後は夕食に巨大ステーキと
巨大チョコレートケーキが出てきて、
1泊2日で退院。
その直後から
自分で運転して出歩くのが当たり前、
痛みは痛み止めや冷汗湿布でごまかす、
といった感じでした。
周りからのサポートはあったものの、
自分の身体の声を聞いて
十分に身体を労って過ごした、
とは決して言えない産後。
日本でも
「床上げまでの21日は休むこと」
とされていますが、
アーユルヴェーダでは、
できるだけ休息の時間を持ち、
1日2回のオイルトリートメントを
しばらく行うそうです。
*
この自分の産後の過ごし方と
今回の親知らずのことが重なって、
必要な休息を取らずにまたしても
無理をしていた自分に気づきました。
現代って、
薬や治療法も発達したりしていて、
無理ができてしまう時代。
私自身の中でも、
たかが「歯」という意識が
あったのだと思います。
腫れも抜歯の痛みも
そこまでひどくなかったし、
日常生活も、ヨガの練習も、
ヨガのクラス等もすぐに通常営業へ。
でも本当は身体は
休息を必要としていたのだと思います。
身体の声を聞かずに、
実は無理して気づかぬうちに
頑張っていることって多々ある。
やはりその根底には、
「より早くより多くを
何でもすぐにこなせる人がすごい」
そんな価値観への囚われが
垣間見れるように思います。
自分自身についてもそうですが、
改めて現代社会において、
力んだり無理したり頑張ったりと
本心を蔑ろにしがちな時代のクセ、
を再認識する機会となりました。
おわりに
時代は変わってきていますが
それでもまだ、
「無理することを美徳」
としがちな世の中。
それが良いとか悪いとかではなく、
それを通して、
力んでいるとは何なのか?
無理をするとは何なのか?
頑張るとは何なのか?
本心とは何なのか?
感覚を研ぎ澄ますとは何なのか?
今ここにあるとは何なのか?
と自分に問うことです。
自分自身の心のクセに
気づくことができれば、
手放すこともできるから。
親知らずを通して
色々にブラされながらも、
また一つ心の緊張が解ける経験となりました。
日常生活を通して、
ブラされる自分を存分に味わいながら、
真ん中の探求を深めていきましょう。
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
青山さやか
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