自分ではないモノに自分を見出すのをやめる

人生を見つめる

こんにちは、さやかです。


先週はモニターでの
リリースセッションを3名、
zoomで開催しました。


とても嬉しい感想をいただいたり、
変化していく姿を目の前に、
エネルギーを注げることの幸せを
噛みしめています。


そんなこんなで色々と、
心のやり取りをする機会が、
増えてきました。


そんな中で、
存在価値≠人の評価、
への理解が深まってきました。


今回はそんなことについて、
お届けしたいと思います。

相手を傷つけたくないはエゴ

私はもともと、
ラインなどの返信も遅かったりと、
コメントのやり取りが苦手でした。


もちろん、
自分のペースを大事にしたい、
携帯に縛られたくないから、
といった気持ちもあります。


ただよく振り返ってみると、
誤解から相手を傷つけないように、
相手を不快にさせない様に、

ちゃんと考えてから返信しようとして、
返信が遅くなる傾向もありました。


できるだけ絵文字を使う様にとか、
できるだけ質素な文にならない様にとか、
ごちゃごちゃ考えたり。


送るまでも送ってからも
何度か読み返したり、
編集できるものは後から編集したり。


でも、
やり取りが増える中で、
私がそれに割ける時間的に、
あれこれ悩んでいては時間が足りない、
という問題に直面しました。


じゃあどうするのか。


どこのエネルギーを削るのか。
どこの時間を減らすのか。


答えは明確です。


相手にどう思われるかを心配して、
あれこれ考える暇があるなら書く!

絵文字がどうこう悩んでるなら使わない!

自分が感じるままに好き勝手に書く!

という結論。


そうして考えていくと、
人が傷つくかどうか心配している、
とか言いながら、
”結局自分がどう思われるか、
嫌われないかが恐かっただけなんだ”

ということに気づきます。


いい人ぶって、
エゴでしかないという…。


ムダなモノを省き、
引き算をすると、
本質の理解が進みますね。


分離への道のり

そんな意識で、
やりとりを繰り返していくと、
色々な同一化が分離していきます。


まずは、
自分と相手の分離


例えば、
私のメッセージに対して、
相手がどう捉えるかは相手次第であって、
私がコントロールできるものではありません



それでもし相手が私に、
”ん?”と違和感を感じることがあっても、
嫌いとか不快感を感じることがあっても、

それは相手の問題だから
私には関係ない


関係ないというと、
冷淡に聞こえるかもしれませんが、
事実どう頑張っても
”私にはどうにもできない”のです。


いい意味でこの、
自分と相手の線引きを、
しっかりするということ。


そうすることで必要上に、
誰かのことを背負わなくなったり、
エネルギーを使い過ぎなくなり、

常にニュートラルで、
自分にとって心地よい
人間関係が保てる様になります。



自分と相手の分離が進むと共に、
相手の評価(反応)と自分の存在価値の分離
も進みました。


相手がどう反応するか、
どう評価するのかということと、
自分がここにいていいかどうか、
は全く関係のないこと



私はもうすでに
存在だけで十分なわけだから、
感じたままを表現すればいいだけ、
と思える。


嫌われるかどうかとか、
受け取ってもらえるかどうかとか、
傷つけないかどうかを手放し、

自分の存在価値≠他人からの評価、
への理解が深まると、
生きるのがとても軽くなります。


分離のチカラですね。


ヨガ哲学のメインテーマでもありますが、
自分ではないモノを自分だと思っていること、
つまり同一化が人生の苦しみ。


だから、
目の前のことから一つずつ、
整理して理解して分離していくことが、
とても大切だと感じます。

おわりに

そのままの私で十分と思えない、
と思うかもしれません。


私も長い間そうでした。


では、
あなたの存在価値は
どこにあるのでしょうか?


もしあなたの存在価値が
あなたのスキル(キャリア)だとするなら、

あなたの存在価値は、
生まれながら授かったその身体にある、
とも言えます。


あなたの存在価値がその身体なら、
もしあなたの声が失われたら、
あなたは存在価値はないのでしょうか?


もしくは、
あなたの心臓が今の心臓でなかったら、
あなたはあなたでなくなるのでしょうか?


そうではないと思います。


そのままの自分は不十分
と思っているということは、

自分の存在価値を何か外のモノ、
スキルや身体などに見出している状態であり、

自分ではないものを自分だと思っている、
自分ではない外のモノを自分だと思っている、
という状態
です。


自分自身は魂で完全です。


身体もスキルも経験も、
全てがあなたではなくて、
あなたの魂がこの世界を経験するために、
授かった”単なる道具”なのです



その”単なる道具”に、
自分を見出そうとして、
軸を置こうとして、
存在価値を求めるから苦しくなる。


そこを一つ一つ分離していく、
それが同一化の解消であり、
自分とは何かを知る道のりでもあります。


今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

心穏やかに過ごし、
心豊かな日々に囲まれますように。

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