こんにちは、
青山さやかです。
さて今回は、
共感力の育み方について、
お届けしたいと思います。
感情の代弁の大切さ
先日キャンプに行った際に、
たこやき君がお友達ともめました。
お友達のおもちゃを、
「貸して」とも言わずに借りて、
本人に返してと言われても返さない。
本人に色々と問いかけますが、
絶対に折れないモードになっていて、
返そうとしません。
そのお友達はその後すぐ、
いったん移動しなくてはだったので、
無理やりおもちゃは返して、
たこ焼き君は大泣き。
自分のおもちゃを投げつけて、
怒り爆発状態でした。
大切なおもちゃを投げたら壊れる、
大切にしてほしいと言っても、
もちろんムダ。
その様子を見ながら、
朝子ども達だけで遊んでいた時、
ちらっと目にした様子を思い出して、
「朝お姉ちゃん達に、
仲間に入れてもらえなかったのが
悲しかったの??」
と聞くと、
わーーーーーと号泣。
話せないけど、
うんうんとうなずきました。
私:「それで嫌だったから、
お友達のおもちゃを取って、
仕返ししようと思ったの?」
たこやき君:うんうん、とうなずく。
私:「じゃあもう、
一緒に遊ばなければいいね。
意地悪なお友達なら
一緒にいない方がいいよね?」
たこやき君:ううん、と首を横に振る。
私「そっか、
本当は一緒に遊びたかったんだね。
仲間に入れてほしかったんだね。
仲間に入れてもらえなくて
悲しかったんだね。
すごく悲しかったから、
お友達に意地悪しちゃったんだね。」
しばらく、
たこやき君の背中をさすりながら、
いやだったなぁ、悲しかったなぁ、
と気持ちを代弁してあげて、
ひとしきり泣くとスッキリ。
その後、
お友達たちが戻ってきた時には、
何ごともなかったかのように、
仲良く遊べました。
気持ちを吐き出すって大事だなぁ、
と改めて実感するできごとでした。
特に、
子どもは自分の気持ちを
言語化するのが難しいから、
こちらが色々考察しながら、
引き出してあげることも大切。
そうして気づいてあげることで、
見てもらえている、
受け入れてもらえている、
という安心感にも繋がりますしね。
自分が目にした光景だけで、
その場の行為の良い悪いだけで判断せず、
その裏の気持ちに
気づいてあげる意識を忘れずに
いたいなと思いました。
ママ自身にできていること
ちなみに、
上手く共感できなかったとしても、
やってみるということが大事です。
本当の気持ちを引き出せなくても、
聞いてもらえているというだけで、
子どもは安心を受け取ります。
ここで、
上手く共感できないからと、
ママが自己否定してしまうと、
元も子もない。
ママが自分のそのままを
どれだけ受け要られているかが、
子どものそのままを
どれだけ受け入れられるかなので。
そういう意味では、
ママが自分に共感できているだけ、
自分に優しさをもって接して、
あんな自分もこんな自分も、
共感して上げれているほど、
子どもへの共感力も上がります。
どこまでいってもまずは自分!
うまく共感できなくても、
そんな自分を責める前に、
そんな自分にも共感してあげて、
深いやさしさを注いでみてください。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
感情に蓋をすることなく、
細かい感情まで吐き出せますように。