こんにちは、さやかです。
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年始から日常に、
アーユルヴェーダを
取り入れるようになりました。
アーユルヴェーダというのは、
ヨガの叡智をベースとした
ホリスティックな予防医学。
エネルギーに重きをおいたその考え方は、
良い悪い /効く効かないなどといった
身体における二元的価値観を超える概念です。
これまで、
身体についても色々と学んできましたが、
行き着くところは
「常に賛否両論ある」ということ。
どんなことについても
良いor悪いと言っている人がいて、
それぞれに科学的根拠も示しているんですよね。
そうして考えていくと、
その人の持つ身体のベースに合わせて
その人本来のバランスを取り戻していく、
病気や症状には着目せずに
その本質を観ていく、
というアーユルヴェーダの考え方が
一番しっくりくる。
3年間の学びが始まり、
実践・観察を日々ワクワクと
繰り返しているところです。
さて、その中で、
「浄化食で1週間過ごす」
という挑戦をしました。
実際やってみて。
想像していた以上に
たくさんの学びを受け取ったので、
何回かに分けてお届けしたいと思います。
ていねいに作る、に学ぶ
まず、
「浄化食を食べること」
から学んだことの前に、
「浄化食を作ること」
から学んだことについて。
これまで何度か書いていますが、
私自身もともと料理が超苦手でした。
子どもが産まれ、
毎日料理をしなければならないことが
とても苦痛だった。
色々と試行錯誤しながらも、
どうしてもその時間を楽しめず、
「重い腰を持ち上げて作る」
といった状態でした。
でもここ数年で、
自分自身の過去からの囚われや
料理に対する偏見を解放する中で、
今は料理をする時間がとても尊い時間へ、
心を整える時間へと変わりました。
このことについて詳しくは、
以前の記事を読んでみてくださいね。
*
そんな中で取り組んだ
アーユルヴェーダの料理。
一つ一つの工程が丁寧で
とても美しく感じました。
毎食ごとにごはんを炊いたり、
豆を前日から浸したり、
前日からスパイスを浸したり、
スパイスの香りを引き立たせたり、
味が混ざるまでしばらく置いたり。
「効率命」だった以前の私には
考えられないような工程に、
心地よく取り組めている自分に驚きました。
料理をしている間に感じた、
目で味わい、
香りで味わい、
音で味わい、
感覚をフルに使うことの大切さ。
丁寧に心を込めて向き合うことで、
受け取れる気づきの深さを実感しました。
アーユルヴェーダの調理法に、
もう一つ面白いものがありました。
それは、
「味見をしない」
というもの。
もちろんレシピはあるので
それに沿って作るのですが、
やっぱり毎回違いますよね。
味見をしない理由は、
「味見をするとそこから消化器官が動き出し、
消化力を落とす要因になる」
「味見をせずに直感力を働かせることで
すばらしい料理になる」
ということでした。
私が浄化食を食べている間は、
家族にはいつもの食事を作っていて
味見はできない状態。
いつもはちょこちょこ
味見をしながら作っていますが、
味見ができないことで、
香りや色など五感をフル稼働して
料理をする経験になりました。
五感を使って手間をかけること、
毎食を心を込めて作ること。
「こうした日常での余白が
人生をとても豊かにしてくれる」
そう感じました。
常に色んなことが溢れていて
物質的にはとても豊かなのに、
どこかいつもみんなが
追われていて心ここにあらずな今。
「ごはんを作る」
多くの人が
経験するだろうこの仕事には、
とても大切な人生のエッセンスが
詰め込まれていました。
今感じている感覚を味わうこと、
今それを経験できることを楽しむこと、
詰め込まずに余白を感じること。
結果ありきではない時に
心も人生もどこまでも満ちて、
深い安心感を感じるものですね。
忙しい日常の中でこそ、
あえて丁寧に取り組むことで、
見えてくる世界があるのだと思います。
余白を感じる時間、
日常で探求してみてください。
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
青山さやか
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