潜在意識って何だろう?

自分らしさの見つけ方

こんにちは、さやかです。



9月から始まる新年度に向けて、
登録手続きなどが始まっています。


やきそばちゃんは小学1年生、
たこやきくんはキンダーなので、
2人分の手続きが必要。


私、
こういう細かな手続きが、
めちゃくちゃ苦手です。


大学生の頃も、
履修申告忘れ事件があったり…
パスワードも良く忘れるし…
とりあえず苦手~。


苦手でい続けることのメリットは?
と潜在意識に聞いてみますが、
よく分からず…苦笑



さて今回は、
この潜在意識について、
お届けしようと思います。



潜在意識の力に気づく

以前から何度か、
記事の中でも実例を書いているので、
そちらも参考にしてみてください。

強力な潜在意識の力を知る
気を遣いたくないのに気を遣ってイライラする訳



記事の中でも、
”潜在意識の感じるメリット”
と書いていますが、
少し掘り下げて説明したいと思います。



基本的に私たちは、
「自分の顕在意識」
で生きているつもり
でいます。


でも実は、
顕在意識で行っていることは5-10%で、
潜在意識で行っていることが90%以上

ということが、
大脳生理学で分かっているそうです。



例えば、
コーヒーを飲むという動作でも、
自分の顕在意識で動かしていることは
実はほとんどありません。


コーヒーの香りを認識したり、
唾液が出たり、味を感じたりすること、
また、飲みこんで消化すること、
それが排泄されること…

全ての行動や反応が、
無意識だらけではないでしょうか。


コップを持つということすら、
頭で考えずに無意識でやっている
と思います。



そう考えていくと、
無意識は顕在意識の
5万倍で願いを叶える力がある

と言われている意味が分かります。


ほとんどが無意識下の行動なのだから、
それは当然のこと。


だから、
顕在意識で〇〇になりたい、
〇〇がいいと望んでいても、

潜在意識がそうならないことを望んでいたら、
そうならないことにメリットを感じていたら、
潜在意識の願いが勝ちます。


つまり、
今起きている現実は、
潜在意識が願っていることが
そのまま現実になっているだけ

なのです。


変わりたいのに変われない、
愚痴を聞かされたくないのに聞かされる、
イライラしたくないのにイライラする、
自立したいのに自立できない、
応援してほしいのに応援してもらえない…

どんなことだったとしても、
今現状がそうなっているということは、
潜在意識がそう望んでいるということです。


そんなわけない、
そんなことを心の底から望んでいない、
と思うかもしれませんが、
それが人間の脳の仕組み。


顕在意識の願いが叶わないのであれば、
願いが叶ってしまっては困ると
無意識がブレーキをかけている状態。


現実を変えたければ、
潜在意識に働きかける必要
があります。



そのためにはまず、
潜在意識を意識化する練習をすること。


自分に意識を向けて、
身体・呼吸・感覚など、
様々なことに気づいていく。


それと共に、
例えば”応援してもらえない”ならば、
”応援しないでもらっている”と書き換えて、

”そのメリットは何だろう?”
と自分に問いかけてみることも有効です。


メリットは顕在意識では分からないので、
あくまでも想像していく形になりますが、
問いかけられるようになるだけでも
意識が変化します。


今まで気づきもせずに、
完全に無意識に支配されていた状況から、
自分の意識が現実を作り出している
と考えられるようになると、

今まで自分の外にあった人生の軸が、
自分の中心に戻ります



これがまずとても重要です。



恐れを手放して可能性を無限にする

無意識に意識を向けて気づき、
現実を引き起こしているメリットを掘る、
と書きました。


このメリットを知る意味ですが、
顕在意識で望んだとしても、
潜在意識が現実を変えないのには、
そこに何かしらの”恐れ”があるから

です。


この恐れに気づかない以上、
なかなか潜在意識を書き換えて、
現実を変えることは難しい。


そのため、
メリットを意識化して、
その裏にどんな恐れがあるのか、
それが分かると現実が動きます。



恐れを手放すのに
時間がかかることもあるので、
同時に自分の無限の可能性を感じる
ことも有効です。


その無限の可能性を信じるために、
まずはアファメーション等で、
叶えたい現実を引き起こせる”○○な自分”
を潜在意識にすりこんでみるのもいいです。


叶えたい現実を引き起こせる、
○○な自分を繰り返しつぶやくことで、
恐れを薄れさせて、
無意識を書き換えるスピードも上がります。


ただしここで大事なのは、
そのなりたい自分に決して執着しないこと。


あくまで、
できない自分に偏っている自分を、
バランスするために、
反対側のできる自分をイメージするだけ。


できる自分をアファメーションして、
そこに執着してしまうと、
結果的にバランスは崩れて、
人生の苦しみは減りません。


最終的には、
どちらでもいい、
どちらにもなりうるという、
自分の無限の可能性を感じられる状態が
バランスの取れた、
本来の力を発揮できる状態
です。


そこを目指すために、
どう自分の無意識をバランスしたらいいのか、
全ての問いはここにあります。



潜在意識に支配されている

もう一つ面白い話があります。


例えば、
何かを書こうとする時、
ペンを持って、
ノートを開いて、
頭で考えて文字を書きます。


普段の私たちは、
自分の意識でそう思ってから、
その行動を起こしている、
と思っていると思います。


でも実は、
何か行動を起こす際には、
その行動を脳で思考する前に、
潜在意識がもう決めている、

そうです。


顕在意識で思考してから
行動するとなると、
脳の神経回路的に行動に、
0.2数秒の遅れが出ることも
分かっているとのこと。


つまり、
顕在意識でノートに書こうと思考する前に、
潜在意識がもうそれを決めていて、
それ通りに思考しているように見せかけて、
行動も伴っているだけ。


自分が意識していないから、
無意識に支配されていたのではなく、
自分が意識するかどうか以前に、
全ての行動は潜在意識の支配下にある

ということです。



衝撃的ではないですか!?


私は初めて聞いた時、
かなりの衝撃でした。


自分の意思でやってることも、
やってる”つもり”なだけ。


自分がやっているというのは幻想で、
全て潜在意識に支配されている、
という事実。


こうしてブログを書いていることも、
頭で思考して書き出している様に感じて、
数秒前に潜在意識が感じたことを、
思考させられてタイピングしている、
という…。



でもだからこそ、
せめて意識を向けることが
とても重要だと改めて思いました。


目に見えないモノに意識を向けて、
常に意識化しながら生きることで、
潜在意識内の世界の捉え方が変わって、
行動や選択が変わっていく。


無意識に反応したり、
行動したり選択判断していることを、
意識化していくことで、
少しずつ潜在意識と繋がれるようになる。


私たちが顕在意識でできることは、
どれだけ限られているかを思い知ると共に、
意識を向けて気づくこと、
その醍醐味を感じています。



おわりに

潜在意識の話、
いかがでしたでしょうか。


脳科学の世界、
そしてヨガ哲学の世界は、
とても深いつながりがあり、
とても面白いです。


ぜひ学びを深めてみてください。



今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

何ごとにもとらわれることなく、
いつもただ静かに見つめる意識を持ち、
日々が豊かな気づきに囲まれますように。

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