自分を整えよう ~満たされた心づくり~

人生を見つめる

こんにちは、さやかです。


前回に引き続き、
自分を整える方法について、
お届けしたいと思います。


自分を整える
満たされた身体+心+環境づくりのうち、
今回は満たされた心づくり。


満たされた心づくり

心とは、自分の内面です。


自分の内面とは、
自分の感情であり、
価値観であり、

自分の行動や生き方を
決めているモノです。


何か出来事が起きた時に、

どう感じるのか、
どんな感情が芽生えるのか、
どう捉えるのか、
どう考えるのか、
その結果どう行動するのか、

これは人によって異なります。

それは、
心のクセや捉え方のクセが
みな違うから。

心のクセや捉え方のクセの根源は、
人それぞれが持っている価値観です。

価値観=
捉え方・脳の解釈・見解・ものさし・
フィルター・生きる前提・思い込みetc。

自分がイメージしやすい言葉で
捉えていただくといいと思います。


例えば、
活躍している人を見た時に、

すごいなと思う人、
負けたくないと思う人、
自己否定に走る人、
ワクワクする人などなど、

どう感じるかは人それぞれです。

そして、
それぞれの感情の裏には、

スキルの高い人は優れている、
人に劣ることは悪である、
自分は認められない人間である、
人の幸福は自分の幸福などなど、

何らかの価値観が隠れています。


この価値観に目を向け、
気づいてくことがとても重要です。

なぜなら、多くの価値観は、
自分が育つ環境の中で、
知らず知らずのうちに
身に着けているものだから。

そして、それが自分にとって
心地良いか悪いかすら考える前に、

親に言われたから、
先生に言われたから、
世間の常識だから、
正しいと信じて疑わないために、

その価値観に縛り付けられて
自分を苦しめることが多いからです。


自分の価値観を知り、
その価値観を見つめ直し、
本当に自分にとって
心地よい価値観を選ぶこと


これが満たされた心づくりへの一歩であり、
自分軸な幸せなあり方にも通じます。

価値観との向き合い方

自分の価値観を知るには、
日々の観察が必要です


特に
ネガティブな感情が動いた時、
そこには自分を縛っている
価値観があります。

自分の感情が動いた時、
それを書きとめ、
その裏にある価値観を探る。

そうすると
自分がしがみついている
価値観に気づくことができます。


そしてその価値観と向き合い、

それは自分にとって心地よいかどうか?
本当にいるのかどうか?

を丁寧に聞いていく。


世の中は概念=価値観だらけですが、
どの価値観を採用するかは
自分で選べます。

私自身からも、
山ほどの価値観が出てきましたが、
自分を縛り付ける価値観は
採用しないと決めて、
だいぶ緩めることができています。


ただここで、
価値観を緩めるために、
もう1つ必要になる作業があります。

それは価値観に気づいた際に、
更にその背景を探ること

なぜその価値観を
持つようになったのか。

なぜその価値観が大事なのか。


例えば私の場合、
人の期待に応えなければならない、
という価値観を持っていた。

その背景を探っていくと、
若くして母が亡くなったのは、
自分が母の期待に応えられなかったから、
という思い込みが
浮き彫りになりました。

そうした過去の核心に気づいて、
許し、抱きしめて、癒していく。

そうして初めて、
人の期待に応えなければならない
という価値観を緩めることが
できました。


すぐに緩められる
価値観ならいいのですが、

なかなか手放せない価値観の裏には、
自分の悲しい想いや自責の気持ち、
強がりや存在への危機感などが、
隠れている可能性があります。

価値観に気づきながら、
過去の傷やトゲも癒していく。

この両軸が
とても有効だと感じます。

視座を上げる

私が満たされた心づくりをする中で、
自分を掘り下げていく際に
重宝しているのが、
“視座を上げる”という考え方。


視座を上げるとは、
木ではなく森を見る
というイメージです。


私はもともと、
細かい枝葉を見てしまうタイプで、
なかなか自分の視座を上げて
全体像の森を見れませんでした。

これは、
私の完璧主義な性格が
邪魔をしていたから。

全てを完璧にやりたい、
全てのチャンスを生かしたい、
絶対に成功に導いてやる。

そんな人生を完璧にしたい気持ちが、
常に視野を狭め、
前に進むこと阻んでいました。


視座を上げる方法は、
視座の高い方から学ぶしかありません


ブログやメルマガに触れたり、
本を読んだり、
実際にお話ししたり。

最近ようやく
私自身の世界の見え方が
変わっていると実感できるのも、

私が視座の低い、
細かな視点でぐるぐる悩むたびに、
視座の高い方に
視点をスッと上げてもらうことを、
何度も繰り返したからです。

まずは視座って何だろう、
視座の高い人ってどんな人だろう、
自分は世界をどう見れているのだろう、

と自分の視点の広さを
観察してみるのも有効かもしれません。

おわりに

視座を上げる際に、
他力が必要というお話をしましたが、

心と向き合う、
自分を内観すること自体も、
なかなか根気のいる作業です。

1人では進めることが
難しく感じる場合もあると思います。


私は高校生で母を亡くし、
生きること、働くことを考え続け、
内観をせずには生きられない状態だったので、
自己対話をするのは必然でした。

自己分析も自己対話も大好きでしたが、
それでも、ここ半年での
人との出会いと導きが私を変えました。

1人で抱え込んだり、
変わろうとする必要はない。

昔から人は、生きることに悩んできて、
より良い人生のために学びを深めたり、
失敗を重ねてきました。

もうすでにこの世の中には
答えやヒントになる概念が
たくさんあって、

自分がそれに
気づくか気づかないかだけ。

自分に腑に落ちるかどうかだけ。

そのために、
他力を借りることの
必要性と重要性を実感しています。

誰から学ぶかが大事というのも、
ここにあると思います。

誰から聞く言葉なのかが、
心にスッと入ってくるのか、
腑に落とせるのかどうかの
分かれ目になるから。

いい出会いが
あなたの心をととのえ、
人生を進めてくれることを、
心から応援しています。

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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

みなさんが、
心から自分を大好きになって、
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。
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