学ぶことで荷物を増やしてませんか?

意識をほどく

こんにちは、さやかです。


力みをできるだけ抜いて、
自然の流れに身を任せていくと、

ものごとが勝手に変化して、
勝手に優先順位付けや
時間配分がされていきます。


今必要なことをさせられている様な、
必要なことが降りてきている様な
不思議な感覚を体験しています。


抵抗や前のめりな姿勢が、
どれだけ人生を複雑にしてきたか、
を痛感しています。


今回は、
学ぶことは手放すためのツールである、
についてお届けします。

不足感を埋めるために学ばない

あなたは、
何のために学びますか?


何かスキルを身につけて、
自己実現をするため?


誰かすごい人になるため?


それとも、
自分の不足感を埋めて、
自分を完全な存在にするため?


それぞれ、
学びの目的は違うと思います。


でも、
学ぶことで、何かを得て、
何か自分の不足を埋めようとする意識
は、
自分をもっと苦しめることになります。


得ようという意識はエゴの意識、
つまり欲望の意識からくるもの。


欲望とは、
不足感を感じる意識であり
何かを取り込もうとする意識であり、

まだ足りない、もっと欲しいと、
増大していくものです。


だから、
欲望をベースにした学びは、
学べば学ぶほど、

自分の不足感を責めたり、
まだ足りない自分を責めることに
繋がってしまいます。


そして、
得ても得ても足りなくて、
もっともっととなって、
いつまでも満たされない自分に
絶望して苦しみが増していく。



私もそんな1人でした。


一生懸命に学ぶほどに、
どんどん荷物が増えていき、
何者にもなりきれない自分を責めたり。


学んでいくほどに、
自分の理想が高くなって、
まだまだ足りない自分に落ち込んだり。


学びを通して何かを”得て”、
自分ではない何かになるんだと、
必死に勉強するほどに、

永遠に満たされない自分、
永遠にたどりつかない自分に、

荷物が重くなって苦しくなる自分に、
途方に暮れていきました。

手放すために学ぶ

そんな、
学びのアリ地獄から
私を救ってくれたのは、

”手放すために学ぶ”
という考え方でした。


自分自身の糧としたり、
荷物を増やすのではなくて。


学ぶことは、
自分の中の要らないモノを
手放すためのツール
だと捉える。


自分にとっての不要な荷物を
手放すための”ツール”。


学びは、
得て取り込むのではなくて、

単なるツールに過ぎない、
手放すための知恵である、
という意識を持つ。



そうすると、
学びを取り込まないので、
まず荷物は増えなくなります。


そして、
その学びを使って、
背負ってきた不要な荷物を
どんどん手放していく。


そうすると、
荷物に隠れて見えなくなっていた、
自分の中心が見えてきます。


そこには、
足りない自分ではなくて、
そのままで純粋な輝きを放つ
完全な自分
がいます。


この完全な自分に触れた時、
私は大きな安心感を感じました。



満たされて生きるとは、
何かたくさんのスキルや知識を
取り込んで身につけて、

たくさんの荷物を抱え込んで、
何者かとして生きることではありません。


手放して手放して、
手放しきった先にある、
そのままの自分に気づいてあげて、
その輝きを感じられている状態。


この、自分の中に
安心を見いだせている状態が、
本当の意味で、
満たされている状態だと感じています。

おわりに

人として生まれてきて、
何かを得たい、何かになりたい、
という欲望は、
みんなが持っていると思います。


私が15時間断食で感じたように、
得ていないと、
私たちはとても不安です。


でも、本当は、
その不安を埋めるのではなく、
恐いけど不安を手放せた時に、
欲望の支配から脱せるのだと思います。


恐いけど手放す、
を繰り返して自由の境地へ、
たどり着きたいですね。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

心穏やかに過ごし、
心豊かな日々に囲まれますように。

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