こんにちは、さやかです。
ディーパック・チョプラ著の、
「この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる」
という本を読みました。
量子力学を分かりやすく紐解いていて、
「直感的にただ行動していくこと意味」
が腑に落ちる内容でした。
印象的だった部分をいくつか抜粋してみると、
『静かな和解、すなわち、あらゆる対立する価値が生き生きと共存している事実を受け入れなさい。それを意識した瞬間、わたしたちは自然と「区別すること」をやめるようになります。勝者と敗者は、対局にあるように見えますが、実は同じ存在なのです。区別をしなくなれば、わたしたちの内側の騒がしい対話が収まり、創造性への扉が再び開かれるのです。』
『統一場は、あらゆるものを組織化しています。銀河系や星の動き、地球の時転、季節の循環、ヒトの生体リズム、適切な季節につねに同じ場所に移動する鳥、卵を産みに故郷の川に戻ってくる魚、植物や動物に見られる自然の生態リズムなど、創造されたものはすべて、オーケストラのように全体と調和しているのです。
文字どおり、この場には無限の組織化する力があり、同時に無数のことを実行しながら、この無数のことをお互いに密接に関連させています。
人体も組織化する力の場です。1秒ごとに人体では60億もの反応が発生していますが、どの反応をとってもほかのすべての反応と無関係には発生していないのです。
どの生科学的な反応も、体内で起こっているほかのすべての生化学的反応に気づいています。』
『それは表面がいかに混沌としているように見えても、その表層の奥深くには秩序が存在しているということにほかなりません。
あなたがNYに行って、たまたまグランド・セントラル駅にいたとしましょう。 もしも駅の外から構内の様子を見たなら、ひどく混乱しているように見えるでしょう。ひとりひとりの人間かあちこち急足で向かっていて、秩序など全く存在していないかのようです。しかし、もちろん、全ての人は具体的な目的地に向かっています。
この一見無秩序に見える状況の底には、完璧な秩序が存在しています。
突然、ホームの変更が告げられ、１１番線ではなく１２番線からX列車が出発することになれば、混乱はさらに激しくなっているように見えるでしょう。人々はすぐに方向を変えて、あちこちに急いで向かっていきます。しかし、実際には、この混乱の底には秩序が存在し、すべての人の活動には明確な目的が存在しているのです。』
・・・
面白くないですか。
同時にすべてのことが
完全な秩序を持ってバランスしている、
自分の小さな脳みそでいくら考えても
なし得ない全体の完全性。
この本を通して、
自分自身が
宇宙全体を構成する細胞だと考えたら、
それぞれがそれぞれに
なすべきことをしていくことで
全体が向かうべき方向へ向かっていて、
人間関係も含めて全てはバランスで
自分も相手もジャッジする必要はない、
と納得でした。
また、このことは、
自分が起こした行動の結果や
評価というモノは実際には存在せず、
その結果や評価を
どうこうしようとあがいても無意味で、
全体の一部として担うべきことを担って、
ただ理解を深めていくことが大切、
ということにもつながります。
この瞬間に直感的に何をすべきなのか、
それ以上でも以下でもないということ。
何か価値を求めたり、
正しさを追い求めたり、
評価を得ようとしたり、
存在価値を見出そうとしたり。
そうした雑念が入りこんだ時点で
完全な全体性から外れ、
存在する意味を見失ってしまうのです。
すべてを手放して、
「私」を生きることを諦めた時に、
これ以上ない幸福感にたどりつける、
ということ。
シンプルだけどもとても奥深い、
ただ在る、今ここに在る。
日々、深めて極めていきたいですね。
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
青山さやか
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