人生の航海でおぼれない3つのヒント

意識をほどく

こんにちは、さやかです。


前回の記事への追記ですが、
当たり前から逸脱する方法として、
1日1つ新しいことをする、
という取り組みも効果的です。


私も一時やっていたことがありますが、
自分の日常に“いつもやらないこと”
をやることで思考回路が刺激されます。


そうした積み重ねが他人軸を手放して、
新しい世界へ入っていく時のハードルを下げ、
自信にも繋がったように感じます。



さて、人生は大海原と例えられます。


人生という海の航海、
様々な苦しいできごとも
奇跡も、偶然も起きます。


そんなイメージで
自分の人生を振り返ってみると、

嵐の中を溺れそうに
なりながらも必死に泳ぎ、

晴れ間は晴れ間で
不安から泳がずにはいられない、


そんな人生を過ごしてきたなぁと思います。


でもそんな中でも
必要な経験と必要な休息が、
必要な時に必然と
やってきていた様に感じます。


そうしていく中で、
航海スキルを少しずつ上げ、
上達してきたのだと感じています。


今回は、
人生の航海でおぼれない
3つのヒントについて、
お届けしたいと思います。

良い悪いで判断しない

人生では苦しいできごとや、
悲しいできごと、不幸と感じるできごとなど、
次々と色々なことが起きます。


この時に大切な意識は、
良い/悪い、好き/嫌いなどの意識で、
判断しないことだと
ヨガ哲学を通して学びました。



人間の持っている自我は、
まずこの好き/嫌いの意識で
モノゴトを判断します。


そしてそれによって感情が動き、
執着が始まり、相対性の社会に迷い込み、
苦しみが始まっていきます。



なので、1つ目のヒントは、
できごとを良い/悪い、
好き/嫌いで判断しないこと


そうすることで、
執着による苦しみも生まれずにすみます。


そもそも、
ポジティブか
ネガティブかで判断することは、
捉え方次第なので
あまり意味のないことです。


例えば、
不幸に感じるできごとだとしても、
そこから何を理解するべくして
起こったのかが分かれば、
自分にとって
感謝すべきできごとへ変わります。


そのため、
なぜ不幸なことが起こったのか
を深堀ることより、

そのできごとから何に気づいて、
学んでいけばいいのか
を理解することが大切
です。

全てのことに気づくべきことがある

2つ目のヒントは、
執着のない気づきを得ていくこと


“全てのことに意味がある”という言葉は、
全てのことから気づくべきことがある、
と理解した方が
分かりやすいように感じています。


何度か記事にも書いている
バランスの視点”


この視点から考えていくと、
全ての事象に意味があるとしても、
起きたことの意味に執着するべきではない
となります。


これまで私は、
“全てのことに意味がある“
という言い回しから、

できごと全てに意味=価値
を見出そうとして、
それに執着してきました。


そうすると、
”このできごとにはこんな意味があるから、
だから私はこれを学んでこういう結果を手にした”
というエゴの意識が強まってしまう。


気づいた自分
というエゴは手放しながら
事象から気づくべきことには

目を向けていく


このバランスです。



つまり、
人生はただ
”淡々と気づいていく”意識が大事
そういうことなのだろうと思います。


執着って本当にやっかいですよね…

気合いはいらない

3つ目は、力を抜くこと。


人生にはも終わりがあり、
もちろん本気で生きていくのですが、
でもずっとダッシュでは生きられません。


本気を持続させるためには、
気合いをいれない
本気で生きることが必要です。


本気=ダッシュではない。
つまり淡々と、ということになります。



私はこの”淡々と”がすごく苦手。


気持ちも色々にアップダウンしてしまうし、
スケジュールにもムラができてしまうし、
まずもってどうしても頑張ってしまう。


相対性のこの世界では、
心躍る楽しいことがあれば、
心沈む残念なことが起きる。


緊張過多(rajastic)な状態が続けば、
体調を崩して(tamasic)しまいます。

(ヨガの3つのエネルギー状態についてはこちら)



だから、淡々と、
できるだけフラットな毎日を、
というのがキーワード。


淡々となんて、
平凡でつまらない人生、
と感じますか?


でもそうではなくて、
結果的にはその方が継続的に
”本気”で探求し続けることができ、
豊かな人生を生きることができるのです。

おわりに

私は水球部に所属していたのですが、
水球部では最初に巻き足を練習をします。


入部したての頃はどれだけ一生懸命
足をかいても沈んでいきます。


かけばかくほど沈む…。



でも上達するにつれ、
どんどん力が抜けて浮けるようになり、
同時に様々な動きができる様になる。


力が抜ける程、
長時間でも何の苦も無く
浮いていられるようになります。


海の航海ということで、
水つながりで水球時代を思い出しましたが、
人生のバランスやエネルギーの使い方も
同じことかなと思いました。



がむしゃらに追い込んで頑張るほど、
力んで沈みだし、
ムダなエネルギーが必要になって、
前に進めなくなる。


適度な休息を取って、
淡々と臨めば、

力が抜けて浮き、
周りを見渡す余裕も出て、
進むべき方向へスーッと進める




ぜひこの溺れる仕組みを知った上で、
人生を試行錯誤してみて下さい。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

みなさんが、
心から自分を大好きになって、
ナチュラルで幸せな毎日を過ごせますように。

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